株式会社タイムカレントは、2013年5月に続き「コンタクトレンズ購入店に関する実態調査」を実施した。調査対象は前回と同様、1年以内に自分用のコンタクトレンズを購入した、全国16歳~60歳の男女で、合計1095名の回答を得た。調査の結果、インターネットより、コンタクトレンズ専門店を支持している人が多く、販売店では「アイシティ」が圧倒的首位を堅持していることがわかった。
■コンタクトレンズを購入した場所1位は
はじめに、一番直近でコンタクトレンズを購入した場所を尋ねたところ、最も多かったのは昨年の調査結果と同様に「コンタクトレンズ専門店」で45.7%(昨年:42.6%)。続く「インターネット(Webサイト)」は28.9%(昨年:33.1%)、「眼科」は17.5%(昨年:15.4%)、「メガネ店」は7.9%(昨年:8.9%)とそれぞれ少数派となった。「コンタクトレンズ専門店」が最も増加(前年比:+3.1%)している反面、「インターネット(Webサイト)」と「メガネ店」は減少した。
■コンタクトレンズ購入店利用者数1位は
最も多かった「コンタクトレンズ専門店」での購入者に、一番直近で購入した具体的な店舗を尋ねたところ、「アイシティ」が39.9%でトップ。昨年に続き2位以下に圧倒的な差を付けて首位となった。2位は「ハートアップ」で7.0%、3位は「中央コンタクト」で4.4%、4位は「エースコンタクト」で4.2%、5位に「メニコン直営店」で3.8%といずれも1割未満。昨年に比べ、3位以下のポイントは下がり、また順位にも変動が見られた。
ちなみに「インターネット(Webサイト)」での購入者が一番直近で購入した店舗として最も多かったのは「レンズアップル」で10.4%、「メガネ店」での購入者が一番直近で購入した店舗も見てみたところ、1位は「眼鏡市場」で22.1%(昨年22.4%)。2位は「メガネスーパー」で12.8%(昨年:8.4%)という結果となった。コンタクトレンズの取扱店・購入先が多様化し、順位も変動している中、昨年に比べて利用者が増加した「コンタクトレンズ専門店」において、他者を大きく引き離し、依然4割の利用者を獲得している「アイシティ」は、コンタクトレンズ市場全体でも高い顧客利用率を維持し続けている。
■「コンタクトレンズ購入店」ブランド想起率1位は
次に、「コンタクトレンズを買うお店」と聞いて、最初に思いつく店舗名を聞いてみたところ、こちらも昨年と同様、「アイシティ」が34.2%の票を獲得して1位となった。2位・3位は具体的な店舗名ではなく、「眼科(7.9%)」、「ネット通販(7.0%)」となった。2年連続で圧倒的首位となった「アイシティ」は、昨年の27.6%から6.6ポイントも得票率を上げ、2位以下は1~2%程度変動しているに留まったことから、より「アイシティ」のブランド力が高まっている状況と言える。