総務省統計局による労働力調査によれば、25〜34歳の女性が労働人口に占める比率は2015年で75.3%だった。ちなみに2005年は68.3%で、その間の10年で1回も前年を下回ったことがない。
パナソニックは、そんな25~34歳の一般女性1000名を対象に「25〜34歳女性のライフスタイル・恋愛・仕事・美容に関する意識調査」を実施した。その結果、対象の9割が「なんとなく、これから先(のこと)が不安」と答えるなど、心の”モヤモヤ”に直面していることが明らかに。美の衰えにも悩む実態が浮き彫りとなった。
■「アラサーあるある」TOP10!第1位は「思い描いていた大人の女性にはまだほど遠い」
アラサーにもっとも共感された「あるある」TOP10の1位に「思い描いていた大人の女性にはまだほど遠い」がランクインし、彼女たちが現実と大きくかけ離れた高い理想を持っていることが明らかに。一方で、「ラクしてキレイになりたい」「それなりの毎日に流されている自分がいる」という回答も上位で、自分に甘い一面が垣間見える結果になった。TOP10の4位が「なんとなく、これから先が不安」、7位が「変わるのも不安、変わらないのも不安」であり、大多数の女性が未来に対するぼんやりとした不安に胸中を悩ませているという結果に。こうした不安は、高い理想と現実の乖離に「モヤモヤ」することに起因している可能性がある。調査項目の中で最も共感を得られなかったのが、「いまの自分は、全てが充実している」の12.3%。いかに普段の生活に充実感を感じていないアラサーが多いかを物語る結果となった。
肌に関する「アラサーあるある」では、1位が「忙しさくらいで、ブレない肌が欲しい」で94.6%の女性があてはまると回答。「私も肌も、このままじゃいけない気がする」という回答も全体の80.9%で4位となり、肌に対する理想の高さがかえって不安を招く結果になっていることが明らかに。
また、髪に関する「アラサーあるある」では「髪の仕上がりが良いとテンションがあがる」「髪の調子が良い日は、一日気分がいい」が上位となり、心の状態は髪の状態とも深い関係があることがわかった。
■仕事も恋も幸福の秘訣は「美意識」にあり?
仕事の「アラサーあるある」では、1位に「朝、メイクのノリがいいと1日がうまくいきそうな気がする」がランクイン。美容ケアが十分にできている方が仕事にも良い影響があることが伺える結果となった。