◆カフェインの一日上限量は定められていない?
そこで念のために知っておきたいカフェインの一日上限摂取量ですが、意外にも現在の厚生労働省では、これといった基準を定めていません。(2016年9月現在)
しかし最近になって、東京福祉大学にて問題ない摂取量として成人1 日300 mg(5 mg/kg)以内とする調査結果がようやく発表されました。
(参考資料/東京福祉大学・大学院紀要 第6巻 第2号:栗原久教授)
◆薬剤師に一緒に飲むのをすすめられるけど??
そもそも薬は、基本的に水やぬるい白湯で飲むことを前提に治験結果を出しています。最大限にその効果効能を発揮させるなら、自己判断で何かと一緒に飲むというのは避けるのが正解。
薬局や薬店で薬剤師や専門家に、薬と一緒に栄養ドリンクをすすめられることもありますが、カフェインや入っていないものや他の配合成分との相乗効果など、確かな知識の上で販売しています。
肉体疲労時の栄養補給を目的としたドリンクは、滋養強壮•血行促進•内蔵機能の向上など、体力が低下している時にはもってこい。しかし自己判断による風邪薬との併用には、注意しましょう。
Zanastardust
『“多分イイだろう”という自己判断は禁物。早い復活を望むなら、専門家に確認をしましょう。』
文/山川アンク
一般社団法人 日本メンズ美容協会 グランド アンバサダー。日本で唯一の女性メンズ美容家。「美容の科学と女性目線」で男性に美容指導するエキスパートとして活動中。クリスチャン・ディオールをはじめ、国内外の有名ブランド化粧品メーカー4社に勤務。在職中には、エステティシャンや美容スタッフ等、数多くのプロを育成。2010年に独立。メンズ美容の専門家として、2012年より活動をスタート。多くの女性が感じている男性に対する本音を伝えながら、メンズケアを解りやすく伝えている。
構成/メンズビューティー編集部