■連載/ゆとりのトリセツ
あげるだけではないのがプレゼント。
男性も女性もいろんな人からプレゼントをもらう機会が多い季節となって参りました。ただ、イベント自体に重きを置かない人にとって困る事は、贈り物を受け取った時の反応かもしれません。今回は、プレゼントされた時の相手の反応について、綴って参りたいと思います。もらう側も一仕事。ということで、ご一読して下さいませ。
【見られている言動4つ、NG言動4つ】
目の前に、キラキラした目で反応を伺う女性。包装を剥いて、いざ物とご対面。そんなに嬉しく無い物、合理的でない物をもらってしまった。さて、どうする。ここでつい出てしまう反応として多いのは「え、」という一言と共に、引き攣った顔でありましょう。期待を大いに下回ってくれた事に咄嗟に脳が反応しない、という現象でございます。誰でも起きる現象でありますが、なにせ敏感な女性の前ですから、見逃してくれるはずもなくスッパ抜かれるのですね。目耳の器官を最大限研ぎ澄ませてアナタを見ているわけでありますが、主に
(1)目の泳ぎ
(2)顔の表情
(3)第一声
(4)その後のプレゼントの扱い
に注目しております。1〜3までをどうにか取り繕っても、4で失敗する男性も多いでしょう。ついその辺に置きっ放しにする、後日に使用しない、云々までしっかり女様は見ておりますから、恐ろしいを通り越して窮屈であります。
上記を踏まえまして、避けるべき言動は、
(1)「えっ、」は絶対に発するべからず。
(2)真顔になるべからず。
(3)余計な事は言うべからず。
(4)隣のイス、胡座の足元等にもらい物を放置するべからず。
くらいでありましょうか。
余計な事、と言うのは。例えば「個性的だね」「なるほど」「お前っぽいね」などなど。一言多いと災いを招きますから、何か言わなきゃと焦って逆撫でするような事を口走らない様、神経をお使い下さい。
また、包紙をビリビリやるのは良くない云々はスルーして結構でございます。バリバリ豪快に包装を剥がしましょう。もし、折角包んだのに、と不満タラタラな様子でしたら「面倒なオンナ」という事を心に書き留めておきましょう。
注意する事は案外少ないのであります。まさか、あからさまに舌打ちしたり仏頂面したり、逆ギレしたり、しないでしょう。紳士でない読者は居ない前提の上記4つでありました。