~『フジコ-眉ティント』の使い方~
(1)前髪につかないようにまとめておく。眉に油分がついていると色素は入りづらいので、塗る前にティッシュで油分をぬぐう。毛が下向きの人はそのまま眉ティントすると下向きになってしまうので、手持ちに眉用のスクリューブラシがあればブラシで毛流れを整える。そうすることで毛の流れに沿って塗るだけなのでより簡単にできる。
(2)眉頭から塗ってしまうときついイメージになるので、眉頭は空けて塗っていくと自然な感じになる。塗るというより筆で置いていく感覚で。粘度があるので塗っていても液垂れの心配がないので使いやすい。形を間違えたとか補足したいというときは、5分以内程度だったら綿棒で修正ができる。
眉の下側は自分の眉より少し下まで描くと、目と眉の幅が狭くなり立体的なメリハリのある顔に仕上がる。最近の眉の特徴はストレートで優しく可愛らしく見せるものだが、今年後半から来年にかけては、大人っぽい上品さがトレンドとなっており、眉山の部分を少し作るような形で描くとトレンド眉に仕上がる。眉山の下あたり、プロのメイクが「たまり」と呼んでいる、上から流れる毛と下から流れる毛が交差していて一番濃いところをしっかり塗ると、眉山が立ちあがるようになる。眉尻は筆を横にして側面ですっと描くと自然に見える。
(3)塗った際の見た目は太く見えて最初はびっくりするが、はがすと自然な色が肌に定着する。塗り終わったら5~10分置いて乾かすがその間は触らないようにする。色を長持ちさせたい場合は2時間以上置く。塗ってから5分ほどで乾くので、そのまま就寝して朝起きたときにはがすとさらに定着が良くなる。
(4)はがすときは眉尻からゆっくりと。ジェルパックのような感覚で、つるんと取れて毛が引っ張られるような痛みなどはない。もし少し残ってしまったら綿棒やブラシを使ってふき取る。はがしたあとに形が気になるという場合は、綿棒にポイントリムーバーをしみ込ませてなぞれば落ちる。手や顔などについてしまったときもリムーバーをしみ込ませたコットンでふき取る。
「はがしたあとにほんのり艶が出る。艶があると角度によって立体的に見えるので、他の眉メイクをしなくても十分。物足りなさを感じるようなら、眉の上にパウダーを重ねると艶の上にふんわり感が出て、エッジの部分がより自然になじむ。日本人の眉はまつ毛と同じで下がり気味なので、眉マスカラを上に向けて塗ると毛が上向きになり立体的になる。