毎年その年に話題になった商品やサービスを賞する「小学館DIMEトレンド大賞」。ビジネスからエンターテインメントまでの幅広いジャンルにわたり、読者投票もとに賞を決定しています。今年も「家電・IT部門」「ライフスタイル部門」「レジャー・エンターテインメント部門」の3部門から9商品&サービスを「部門賞」して選定、その中から大賞を選出しました。
では、まずは大賞から!
2016年は何といってもこのゲームの存在なしでは語れません! 納得の大賞受賞は『Pokémon GO』です!!
《大賞》【レジャー・エンターテインメント部門賞】
世界中で大ヒットしたリアルワールドゲーム『Pokémon GO』
■『Pokémon GO』
スマートフォンのGPS機能と地図情報を利用し、実際の場所とゲームの進行を連携させたリアル・ワールド・ゲームの一種。『ポケットモンスター』を題材にしており、街なかに出現するポケモンを捕獲する。出現するポイントは実際の街と連携しているので、その場所まで実際に移動しなくてはならない。全世界で5億DLを記録。
9月に発売された『Pokémon GO Plus』(任天堂)は現在も入手困難状態。11月に再販予定。
◎『Pokémon GO』現象…。それはIngressから始まった!
■2015年9月、『Pokémon GO』発売を告知
株式会社ポケモン代表取締役社長、石原恒和氏によって2015年9月に『Pokémon GO』が開発中であることが発表され、一気に注目を集めることになった。そもそもこの企画は2014年のエイプリルフール企画として、任天堂、株式会社ポケモン、Googleによって行なわれた「ポケモンチャレンジ」がきっかけとなっている。
発表時に公開されたトレーラー。ポケモンをリアルで捕まえる様子が描かれており、多くの人が引き込まれた。
開発を担当するNianticは、すでに『Ingress』でリアルワールドゲームをリリースし、成功を収めていた。それだけに期待度も高まった。