■連載/阿部純子のトレンド探検隊
◆体験型施設「スターバックス リザーブ ロータリー」とは?
2014年にシアトルでオープンした、スターバックスの新業態店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー」が、2018年に中目黒に出店することが決定した。発表会ではスターバックス・コーポレーションCEOのハワード・シュルツ氏、スターバックス コーヒー ジャパンCEOの水口 貴文氏、店舗を設計する建築家の隈 研吾氏が登場。多くのマスコミに加え、駐日アメリカ大使のキャロライン・ケネディ夫妻も訪れ、関心の高さをうかがわせた。
「スターバックス リザーブ ロースタリー」とは、生豆が運ばれてくるところから、焙煎、抽出の作業を見ることができ、スタバのコーヒースペシャリストやマスターロースターと語りあえる、コーヒーの知識を五感で得ることができる体験型施設。
「夢のようなロマンティックな体験型の店舗で、シアトルで2年前にオープンしたときはディズニー社、アップル社、ZARAなど世界中の有名ブランドの人たちも訪れた。開店にドアを開けた瞬間から閉店でドアが閉まるまで、家族連れ、若い人たち、学生と老若男女の多くが訪れ、“見たことのない場所だ”“まるでアトラクションのよう”と喜ばれている。毎日通う人や、長時間過ごす人も増えている」(シュルツ氏)
来年の2017年にはシアトル店の倍の規模となる上海店、2018年にはトレンド発信地として注目を浴びている、ニューヨークのミート・パッキングにも出店予定。中目黒は4店舗目のロースタリーとなる。