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2016.11.04

家族との心理的な距離感、最も遠いのは「お父さん」、最も近いのは「ペット」

 よく使われる“平均的な日本人”像という言葉だが、具体的にどんな人のことを指すのだろうか。株式会社アサツー ディ・ケイが2014年に行なった「ADK 日本人の平均調査」によると、実際に、家族や友人など周囲の人間関係における心理的な距離感を感覚的に「m(メートル)」で回答することで、人間関係を数値化したところ、家族の父親との心理的な距離は119mで、一番近い存在はペットであることがわかった。

 家族で最も遠くにいるのがお父さん。一番近い存在はペット

家族で最も遠くにいるのがお父さん。一番近い存在はペット

  人間関係における距離感を「m(メートル)」で表現し、家族それぞれの距離を比較すると、すべての関係において、現実の距離が理想の距離よりも遠いことが分かった。家族とは、もっと近づきたいと思う気持ちの表われではないだろうか。家族関係を見ると、最も距離が遠いのは「父親:119m」と、スキージャンプのK点に迫る距離を記録した(参考:長野オリンピック・ラージヒルにおけるK点は120m)。また家族のだれよりも心理的距離が近くにいるのは「ペット:34m」と、家族の一員として大事な存在であることがわかった。

「子離れできる母親」と「いつまでも子離れできない父親」

「子離れできる母親」と「いつまでも子離れできない父親」

「子供との距離」は40mと、家族の中では理想の距離が最も近く、誰よりも近くに感じていたい存在。年代別にみると、男女ともに、年代を重ねるにつれてだんだんと理想・現実の距離が開いていくことがわかる。女性では、20代において理想・現実ともに最も近い6m前後となり、40代までほぼ理想通りの距離感を保ち、50-60代では現実の距離が大きく開いていくが、理想の距離もやや現実とは開きがでるものの、概ね比例していく。一方、男性ではやや理想よりも現実の距離が遠い状態でスタートし、30代でピークに近づいた後、理想の距離は近いまま、現実の距離が開き、ギャップが生じている。男性は常に子供との距離を近づけたいと感じていることに対し、女性の方が子供との距離の保ち方に長けており、子供の成長と共に上手に子離れをしていることが分かる。

 すれ違う父と娘。本当は、思春期の子供も「父親にもっと近づきたい」?

思春期の子供も「父親にもっと近づきたい」?

 「父親」は、家族内で最も遠い119m離れた存在である一方、理想の距離は64mと、60m近くのギャップがある。性年代別にみると、反抗期や思春期を迎える10代女性(娘)にとって、父親との現実の距離は153mと、一つ屋根の下に住んでいるとは思えない遠さ。その一方で、父親との理想の距離は69mと短く、現実の距離と比較して84mものギャップが生じている。このギャップの大きさは、全性年代において最大であり、心の中ではもっと父親と近づきたいと思っている心理が窺える。10代男性(息子)においても現実の距離が132m、理想の距離は平均と同じく64mとなっており、10代女性と同様にギャップが大きくなっている。

 子供が思春期になり、会話やコミュニケーションが難しくなる時期、父親との現実の距離が開いてしまっても、父親だけでなく、子供も、本当はもっと父親と近づきたいと思っているようだ。この結果はお父さんへの朗報と言えそうだ。また、現実の距離が最も広がるのは男女とも40代で、父親の高齢化や他界などにより現実の距離が遠ざかり、改めて父親との理想の距離とのギャップを感じる年代であると言えそうだ。

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