■連載/堀江貴文の人生が最短で上向く『7つの箴言』
TVドラマや映画も話題となった超絶人気マンガ『闇金ウシジマくん』を、希代の経営者が読み解くと……。堀江貴文氏の新感覚の著書『ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!』は発売1週間で大増刷と絶好調。オリジナル考案「“最響”の箴言」の一部を特別公開します!
第6言「小利口になるな、バカになれ。バカは最強!」
とにかくバットを振る図々しさで高打率
世に多くいるうだつが上がらないサラリーマンは、変なところで“小利口”だ。会社にしがみつくため上司に媚びを売り、面倒くさい社内政治には積極的に取り組み、会社のカネを私生活に巧みに工面していく……。そういう工作を同時に回すぐらいには小利口だ。
そこそこ大きな会社に勤めているサラリーマンは、傾向的にみんな頭が良い。一応は名前の通った大学を卒業するぐらいの地頭でないと、正社員になるのは難しいので、当然と言えば当然かもしれない。しかし、バカであることがアドバンテージとなる場面も多々ある。
私の知る限り、成功している自営業の社長はバカばかりだ。けなしているわけではない。バカだから平気でリスクを取れる。バカだから失敗が怖くない。失敗しても、ダメージを受けない。いい意味で鈍感。だから何度でもチャレンジを仕掛けられる。
バカこそ最強だ。儲かっている経営者はほとんど、才能や知識で成功しているわけではない。単純に三振を恐れず、自ら打席に立ちにいく回数が多い。周りの空気や意見なんか気にせず、とにかくバットを振りにいく図々しさが、高い打率を引き寄せているのだ。
中途半端に小利口なせいで、人生の楽しみが目に入らず、「会社にしか生きる場所がない」などと追い詰められるぐらいなら、バカになって、どんどんいろんなことにチャレンジしてみるべきだろう。
(最終言に続く)
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堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年、福岡県生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。ライブドア元代表取締役CEO。東京大学在学中の1996年起業。以後、プロ野球参入やニッポン放送の買収表明、総選挙立候補など次々と脚光を浴びる。現在は、自身が手がけるロケットエンジン開発など様々な事業で幅広く活躍。最新刊『ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!』は大反響発売中。