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2016.10.08

ハイレゾ音源は本当にアナログの音より気持ちいいのか?

CDよりも高音質で「まるでレコードのよう」と話題のハイレゾ。ならば、アナログと比べると、どちらが魅力的なのか?聴き比べて検証してみた。

 ハイレゾはアナログより本当に〝気持ちいい〟のか!?

アナログVSハイレゾの試聴の現場は東京・代々木にある『Spincoaster Music BAR』。アナログとハイレゾのシステムが揃い、その違いを体感できる。自分のレコードをボトルのように”キープ”(有料)することも可能。

ハイレゾとアナログのサウンドはどちらが“高音質”⁉

 そこで、アナログレコードとハイレゾ音源を堪能できるミュージックバー『Spincoaster Music BAR』にて記者が試聴を体験。バーを運営するSpincoasterの代表取締役・林 潤氏にそれぞれの魅力を聞いた。

「私は学生時代に宇多田ヒカルの曲をCDからMDにダビングして聴き入っていました。それから約15年。同じ曲をハイレゾで聴く機会があったのですが、それは今まで知っていた曲ではなく、“新たな宇多田”に出会ったような感覚になりました。それが、このようなバーを企画したきっかけです」

記者「ハイレゾはCDよりも高音質で、アナログのような特性をデジタルで再現できるようになったと言われていますが、ハイレゾとアナログの音は何が違うんですか?」

「ハイレゾは音の細部まで明瞭に表現できます。僕が注目しているのはブレス(吐息)もはっきり聞こえること。宇多田ヒカルのようなブレスに特徴があるアーティストや、CORNELIUSのように演奏者の位置関係まで緻密に計算して演出する音楽はハイレゾ向き。美しいメロディーはアナログのほうが気持ちよく聞こえる場合もあります」

記者「それはハイレゾのほうが音質は良いということ?」

「音質の善し悪しはデータでは判断できません。ハイレゾは音のディテールがくっきりします。一方アナログはしなやかで、心地よい感じ。どちらも捨てがたい、大きな魅力ですよ」

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