■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
男と女。隠し事をするのは、断然、女性のほうが上だと昔からいわれています。顔や態度に出さずに隠し通すのが上手いのか、それとも男よりも肝が座っているからなのかわかりませんが、とにかく男性の隠し事はバレやすい。それは、不倫や浮気など色恋沙汰になればなるほどわかりやすく、女性は感付くといいます。身内の不貞ならまだしも、ぼんやり外野から眺めているだけで「あのふたり、社内不倫しているな」と気づいてしまう、女の鋭い直感力。では、何をきっかけに気づくのか、様々な立場の女性からその“直感”について聞いてみました。
■少しでも不自然な空気があれば女は気づく!?
最初は、社内不倫の鋭い女の気づきから紹介したいと思います。対象のカップルは、隣の部署の20代未婚女性と30代既婚男性の同僚同士。仕事中は比較的普通の空気らしいのですが、なぜか周りの女性たちは彼らが付き合っていることを感づいたそうです。その理由とは?
「最初に『あれ?』と思ったのは、よくふたりが昼休みに一緒にいる姿を目撃したところからでした。同僚同士とはいえ、毎日一緒にランチに行くのは不自然ですよね。そして、ある日、残業が長引いて終電間際に駅近くを歩いていたら、楽しそうに歩いている2人の姿がありました。その時、手はつないでいませんでしたが、自分の中で疑惑が確信に変わりました。
少し経って、親しい別の部署の女性にこのふたりの疑惑について聞いてみると、どうやら他の女性社員の間でも関係は噂になっているといいます。別にやましい空気が出ていなくとも、会話やランチの頻度が極端に高かったりすると、周りの女性って疑念を抱きやすいものです。気をつけたほうがいいですよ」(32歳・企画職)
飛び抜けて親しい間柄に見えなくても、本当に些細なことから、女性は男女関係に感付く生き物です。例えば、何か質問した時に、同じ男性ばかり頼っている姿を目撃した時、女性は一瞬「あれ?」と感じるそうです。