朝ランの朝食は何を摂ればいい?
筋肉もためにも、安全のためにも、朝ランには朝食は必要。では、朝ランの効果を最大限に出すには、どんな朝食を摂るべきなのだろうか? ランニング前後の朝食の内容を市河さんに聞いた。
ランニング前
「時間に余裕がある場合、30分くらい前におにぎりやバナナなどを摂りましょう。
ないようなら、直前にゼリー飲料などのエネルギー飲料やオレンジジュースなどで糖質を摂っておくといいです」
ランニング後
「ランニング後は、糖質、タンパク質、ビタミンをバランスよく摂るのが理想。簡単に摂れる、おにぎり、ヨーグルト、野菜ジュースなどがおすすめです。
できればランニング後、30分以内が理想です。筋肉の修復効果がより高まります」
結局、朝ランをする際の朝食の摂り方で理想的なのは、走る前後両方に、モノを選んで摂ることだという。
市河さんが普段摂取している具体的な朝食は以下のとおり。ぜひ参考にしたい。
朝食の具体例
ランニング前:オレンジジュース
ランニング後:おにぎり、野菜などの具だくさんの味噌汁、フルーツ、ヨーグルト、コーヒー
市河麻由美さん
元三井住友海上火災陸上部マラソンランナー。現、日本陸連公認コーチ。
1999年セビリア世界陸上出場、2000年北海道マラソン優勝など、現役引退後、ピラティスやランニングの指導を行なっている。
http://i-mayumi.gonna.jp/
取材・文/石原亜香利
※記事内の情報は取材時のものです。