■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
「ごはん行きましょう!」女性を誘ったはいいけれど、どんなお店を予約したらよいか、男性なら誰もが悩んだ経験はあるのではないでしょうか。正直言って、男性の考える“いいお店”と女性の考えるそれとは、ズレがあります。お店の知識や舌の肥え具合は個人差がありますが“デートという視点でみたお店の良し悪し”については、多くの女性が共通して持っている感覚があると思われます。今回は、女性たちが内心思っているお店選びのNGポイントを紹介したいと思います。初めてのデートで女ゴコロをつかむ秘策、ぜひ、つかんでください。
■「何でもいい」は「太らなければ何でもいい」の間違い
最初は店のジャンルについての本音から。よく「何が食べたい?」「何でもいいよ〜」なんてやりとりが行なわれます。が、何でもいいと言ったくせに、実際提案したお店の候補に女性がすんなりOKを出さないことってありませんか? 女性の心理がよくわからない……と男性は思うかもしれませんが、一部の、食に貪欲な女性を除いて、多くの女性は「食事は楽しみたいけど、太りたくない! ブスになりたくない!」と思っています。
だから、中華をチョイスすると「こってり系はちょっと・・・」なんて断られるのです。これを踏まえると、「ガッツリ系だけど糖質低め」「○○という料理は美容にいいらしく、女性に人気」なんて情報を混ぜこむと、女性の気持ちを動かす要因になるかもしれません。
■気遣いは待ち合わせ場所に出る
あなたはデートの際、現地で待ち合わせる派ですか? それともお店近くで待ち合わせる派ですか? どちらが正解というわけではありませんが(そもそも行くお店によって正解は違う)、ひとつ言えることは「待ち合わせにはその人の気遣いが出る」ということです。ごはんデートというメインディッシュではなく、待ち合わせという前菜に、男としての力は発揮されるものです。
そう考えた時、駅から分かりにくいお店なのに現地集合にしたり、はたまた週末のデートなのに繁華街で待ち合わせしたりするなんて、優しさが足りないとしか言えません。ただ女性側もフラフラひとりでお店までの道を楽しむのが好きという女性もいれば、方向音痴で不安を抱く女性もいます。
そのため、間違いのない正解は、お店と日程が決まった後に「待ち合わせ、どうしよっか?」とさりげなく気遣ってあげれば、失敗することはないでしょう。ちなみに筆者は、以前、土曜の夜、新宿駅東口広場という、絶対電話をしないと出会えないであろう人ごみの中で、待ち合わせを提案されたことがあります。案の定、お互い到着してから5分くらいやり取りしないと合流できませんでした。