■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
「人間、正直が一番」なんて昔から言われていますが、あなたはこの言葉、信じていますか? 賛否あるとは思いますが、恋愛シーンにおいてはそんな言葉をまるっと信じている男性によく出くわします。正直なことはいいことです。でも、恋の駆け引きの段階では、素直になることも大事ですが、相手から「信頼」や「好き」を勝ち取ることを優先すべきではないでしょうか。それなのに、後で言えばどうってことのない一言をなぜか早い段階から言う男性も意外と多いようです。今日は意中の女性との恋愛を成就させたいのであれば、絶対に初めに言ってはいけない地雷フレーズについて紹介したいと思います。
■お金の話は触れないのが吉
まずは、男女間で最もデリケートな話題である「お金」の話について。年収1000万以上の男性じゃなければダメなどと思っている女性もいるようですが、そこまで男性の収入に敏感じゃなくとも、早い段階で頻繁に収入の話を聞かされると「ちょっと…」と思ってしまう女性は多いようです。では、どんなフレーズに女性が反応するのか、具体例を出して解説しましょう。
「お金がもったいないよ。これ、高くない?」
最初は“ケチ臭”が漂うフレーズについて。もちろん、人間誰しも本音では「安く済めばしめたもの」くらいに思うものです。ただ、それを口に出すか、心の中で留めておくのかは、大きな違いです。出会って間もない、数回目のデートの時、ワインリストを見ながら「この店、ちょっと高いね」と一言。あるいは、合コンで自己紹介をしている時、「ひとり暮らしはお金がもったいないので、実家暮らししてます」という一言。
どちらの発言も、付き合ってからある程度、時間が経過した状態なら、さほど気にする女性も少ないかもしれませんが、付き合う前の“駆け引き”のタイミングで聞かされると、「この人、ケチなのかな…」と思われ、即、終了となってしまう可能性があります。
■家事のことは言わなくてよし
続いての鬼門は「家事」について。いい年齢の女性であれば、恋愛を始める時、それなりに結婚を視野に入れるものです。そんな時、気になるのが、結婚するか重要なポイントになってくる家事のスキルについて。
「俺、料理は面倒だからやらないんだよね。できれば、彼女に作ってほしいな」
女性から見て、料理は最も面倒な家事のひとつです。献立を考えて、買い物をし、調理して、片付けをする。料理は4つの工程がある、それなりに難易度の高い家事なのです。その大変さをわかっているのかいないのか、付き合う前の段階で言われてしまうと、「料理は絶対にしないなんて言うけど、結婚したら一生ごはん担当になるのかしら」というくらい、女性はネガティブな想像をしてしまうものです。
もちろん、これも付き合った後に発覚すると「しょうがないな」と諦めたり、「じゃあ教えるから覚えてよ」となるのですが、これが付き合う前に発覚すると、もれなく大きなマイナスになりますので、注意が必要です。