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女性がキュンとするイマドキの“レディーファースト”

2016.06.01

■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所

「レディーファースト」それは紳士が淑女を優先して丁寧に扱う文化で、欧米などで主に行なわれているマナーのひとつです。近年では男女平等が大切とされ、レディーファーストについてもやるべきではないという声もあるようですが、そこまで深く考えずに、ぜひ男性にわかってもらいたいことがあります。「レディーファーストは、やっぱり女心をくすぐる!」ということを。

なにもかしこまって丁寧にマナーとしてやる必要はありませんし、女性もそこまで望んでいません。ただ、日常のふとした瞬間、サッとやられると間違いなく女心は「おっ!」と好感度をワンアップさせるのです。お金も難しい勉強もいりません。ただ相手に対する気遣いの度合いを一度上げるだけ。こんな簡単なことってないと思うんです。ではどんな瞬間に女性がどう思うのか、今回は紹介していきたいと思います。

•ドアや椅子、飲み物が出来るとほぼ満点?

「レディーファースト」といって思い浮かぶ行為をまず女性に聞いたとき、以下の3つが多く上がりました。

・ドアを男性が開けて手でおさえてくれる
・ソファ席を譲ってくれる
・セルフサービスの飲み物を取りにいってくれる

臨機応変さが求められるレディーファーストに正解はありません。しかしこうして声を集めてみると、この3つの行為をやるだけで、気遣いのできる男は、ある程度伝わりそうです。

「お店に入ったとき、サッとドアを明けてくれる男性は『おっ!』って思います。あとお店に入るとき(退店するとき)ちょうど他の人とすれ違いになったとき、その人がドアをくぐり終わる間も扉を押さえ続けている人も気遣いのできる人なんだなって思います」(30歳・人事)

「以前ある男性とカフェに入ったとき、問答無用でソファ席に男性が座りああ、この人ってこういうタイプかと小さくガッカリしたことがあります。譲ってくれないと嫌いってレベルではありませんが、ちょっぴり引っかかるものですね」(27歳・販促)

•荷物は意外とやりすぎという意見多し

街でよく見かけるレディーファーストに「男性が女性の荷物を持つ」という行為があります。これもじっくり見ると、以下の3パターンに別れそうです。

・買い物した物を男性が持つ
・重いもの、大きいものだけ男性が持つ
・女性の荷物全部を持つ

全て男らしいと思いきや、女性に聞くと色々と意見が別れました。

「女性のカバンを持つ男性はやりすぎだと思うし、かいがいしくする自分に酔ってるんじゃない?それに貴重品は自分で持ちたいと思う」(29歳・営業)

「重い荷物や買ったものをサッと持ってくれると、やっぱりありがたい気持ちでいっぱいになります」(27歳・コールセンター)

このように、荷物をどこまで男性がカバーするかも、色々意見がありそうです。

ただ、どちらにせよ「持とうか?」の一言をかけて、相手の温度を探るのは簡単にできそうです。

女性がキュンとするイマドキの“レディーファースト”

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