DIME MAGAZINE
『マニアック有線に燃える肉体！』
２セット目。サウナ室は長めに15分。別に10分くらいでもいいと思ってたんだけど、サウナ室でかかる有線がよかったんですよ。なんとエルヴィスの『ハートブレイクホテル』の日本語バージョン、たぶん小坂一也の歌ってるヤツが流れるというマニアックぶり！ これは聞くだろ普通は。
おかげで体は20度以上の水風呂じゃ“冷えないよ”状態まで燃え上がっている！ もうこの時点で寒けのことは忘れてる状態。水風呂を３分ほど浸かってから体を洗って、せっかくなんで冷泉を暖めたという温泉チックな湯船……コイツがバカみたい熱くて、他の客も冷泉の水を桶でザブザブ入れて冷ましてから入ってるような代物なんだけど、この湯船に無理してまったく冷ますこともしないで入るが１分でキブアップして、また水風呂に行き、そして休憩。
もうなんだが、風邪を治そうという命題を忘れて普通にサウナを楽しんでるなァ〜。
３セット目。サウナ室10分、水風呂２分のルーチンワーク。そして休憩は汗が引くまでの短めの時間に抑え、速攻で服を着て、いつもは絶対に使わない20円のドライヤーで髪を完全に乾かすという女子っぽいことまでするという“湯冷めしないためのできる限りの方策”を取って帰宅する。
家に帰ると、多少のダルさはあるが、飯喰ってとっとと寝ることにした。
翌朝！ やっぱりちょっとダルい。でも、今まで寒けを感じて“こりゃ風邪かも？”と思った次の日は、確実にもっと体調が悪くなってて、
「本日は１日休業!!」
という状態になるんだけど、それに比べれはすこぶる元気が気がする。こりゃ今日ももう一発サウナ入れちまおう！ と夕方からまた行ってまいりました。ま、この“もう一発サウナ入れちまおう”という気持ちになること自体、そうとう元気なんだと思う。
で行ったのが、これまたまだ行ったことなくて、一度行っておかないと…と思っていた新宿の『Ｔ湯（仮名）』。昨日行った所とイニシャル同じなんで、仮名も一緒になっちゃったけどしょうがない。ココは2015年の夏にできたばっかりの都内最新の温浴施設。
入浴料2000円超えだけあって、浴室は広いし、露天の温泉があるんで外気浴もできるし、休憩スペースも充実してる、受付のお嬢さんとかもキレイ、ということなしな感じではなるが、オレにとって気になるのはサウナ室と水風呂なのだった。
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