小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

コーヒーや紅茶の香りがもたらす意外な効果

2018.04.01

■身近なドリンクの香りがもたらす効果

意外に優れていた!コーヒーや紅茶などの身近なドリンクの香り効果

 普段、かぐ機会の多い、食品やドリンクの香り。中でも、特に身近なドリンクである、コーヒーと紅茶の香りが持つ効果について紹介しよう。

●コーヒーの香りがもたらす効果

 普段何気なく飲んでいるコーヒー。オフィスの香りの定番ともいえるが、このコーヒーの香りには非常に多大なリラックス効果があることが、科学的に確かめられている。杏林大学医学部の古賀良彦教授のチームが行った実験によれば、コーヒーの香りをかいだとき、脳がよりリラックスしているときに出る脳波「α波」がよく現れるのだという。

 さらに、コーヒー豆によってもα波の出現の仕方が変わってくることも実験されている。最もα波が多く出現したのが、「ブルーマウンテン」と「グアテマラ」だったという。仕事中、ちょっとした隙間に飲みたくなるのは、ストレスやイライラを無意識に解消したいという思いがあるのかもしれない。

●紅茶の香りがもたらす効果

 紅茶にも、コーヒーに劣らず、香り効果があることが分かっている。2014年11月~2015年1月にかけてキリンビバレッジが長岡技術科学大学と共同で行った脳波の実験で、紅茶には「ときめき感」を強める効果があることが確認された。

 実験では、例えばカップルが見つめ合っている画像を見たときの、わくわく・どきどきするような脳波の状態などを計測して「ときめき基準脳波」を測定した。その結果、水を飲んだときを基準とした場合、紅茶の香りをかいだときは約30%、ときめき感性変動率が増加したという。緑茶でも同様の実験が行われたが、約4%の増加しか見られなかったという。

 紅茶はコーヒーと同様、安らぎを求めて手が伸びるという人も多いかもしれないが、そこには胸がときめくようなわくわく感を、無意識に期待しているところがあるのかもしれない。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。