日常生活の中で直面する様々な健康課題。私たち日本人は他国の人と比べ、どんな健康上のリスクに問題意識を向けているのだろうか?
世論調査会社イプソスはこのほど、日本を含む世界32か国22,528人を対象に、医療制度や健康課題に関する意識調査を実施し、その結果を「医療サービスレポート2026」として公開した。
主な調査結果(日本)
自国の人々が直面する最大の健康問題として、日本では45%が「ストレス」を挙げた。これは32か国中で最も高い割合で、世界平均(32%)を13ポイント上回っている。
ストレスが自国の最大の健康問題となったのは、日本、韓国(44%)、タイ(38%)の3か国のみで、いずれもアジアの国だ。多くの国で1位となった「メンタルヘルス」を、日本では「ストレス」が上回った。(図1)
日本で「メンタルヘルス」を最大の健康問題に挙げた人は33%で、世界平均(48%)を大きく下回った。一方で、前年からの上昇幅は+8ポイントと、ドイツ(+10ポイント)に次いで32か国中2番目の大きさだ。(グラフ1)
主な調査結果 - 世界
32か国全体の主な結果は以下のとおりだ。(グラフ3)
32か国平均で48%が、メンタルヘルスを自国の最大の健康上の懸念に挙げた。2018年の27%から21ポイント上昇している。がん(40%)、ストレス(32%)、肥満(25%)、薬物乱用(23%)がそれに続く。
受けている医療の質を「良い」と評価した人は平均45%となった。最も高いマレーシアの74%から、最も低いハンガリーの13%まで、国によって大きな差がある。
32か国平均で50%が、オゼンピック、ウゴービ、ゼップバウンド、リベルサス、マンジャロといったGLP-1薬について聞いたことがあると回答した。
平均64%が、自国の医療制度が現在、限界を超えていると考えている。最も高い英国は88%、最も低い韓国は27%となった。
医療制度が直面する最大の問題として最も多く挙げられたのは「治療へのアクセス・待ち時間の長さ」(47%)となった。「医療従事者の不足」(43%)、「治療費」(32%)、「人口の高齢化」(23%)、「手続きの煩雑さ」(22%)が続く。
<調査概要>
調査方法:イプソス グローバルアドバイザー調査プラットフォーム 、IndiaBus プラットフォームを使用した対面・オンライン調査
調査対象: 世界32か国22,528人
インドでは18歳以上、カナダ、アイルランド共和国、マレーシア、ニュージーランド、南アフリカ、トルコ、米国では18~74歳、タイでは20~74歳、インドネシアとシンガポールでは21~74歳、その他の国では16~74歳
出典元:イプソス株式会社
構成/こじへい




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