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京商、マルイ、ハセガワの熱気が炸裂!大人を散財へと誘う注目のホビー最新作【全日本模型ホビーショーレポート・後編】

2026.10.13

大好評を得た「全日本模型ホビーショー【レポート前編~タミヤ】」に続き、後編はRCカーの京商、ガンホビーの東京マルイ、スケールモデルのハセガワほか、注目どころをアラカルトで紹介するぞ!

伝説のRCカー復刻から新機軸「クリックロック」まで!ホビーショーのタミヤブースに潜入!!

10月3日~4日の週末、東京ビッグサイトで開催されたプラモ、ラジコン、ホビーファンの祭典「第64回全日本模型ホビーショー」へは足を運ばれただろうか。クリスマス、…

まずはRC、クルマホビーの雄、こと京商から出発しよう。注力モデルは意外なことに京商初となる1/10スケールのRCクローラーモデル、「KC10 トヨタ ランドクルーザー60」だ。

「トヨタ ランドクルーザー 60」。ボディ塗装済み、組み立て済みで、あとは走行用バッテリー&充電器と送信機用電池を別途用意すればすぐ走り出せるレディセット。ボディタイプⅠ(前期型。ヘッドライト丸目)、ボディタイプⅡ(後期型。ヘッドライト角目)。各7万4800円。

KC10シリーズの「KC」とは、「KYOSHO CRAWLER」の頭文字。昨今RC界のホットトレンドとなっているクローラージャンル(ビッグタイヤで岩場やガレ場を転倒しないようゆっくり走破するテクニックで操縦するRCスタイル)の本格シリーズとして今年誕生した。

アウトドアやキャンプ、BBQといったシーンに連れ出すアソビの相棒として、また、コンマ1秒を競うサーキットレースとは異なる競技として新たなユーザーを巻きこんでいるクローラーRCを老舗京商がどのように料理したのか? すでに多くのファンたちがKC10に熱視線を送っているのも当然と言えよう。

KC10「トヨタランドクルーザー60」のオプション装着車。ゴツワイルドなテイストがたまりませんっ!

さらに『カーグラフィックTV』世代なら感涙必至(笑)の新製品が、手のひらサイズの本格RCカー「MINI-Z」(ミニッツ)のニューフェイス「アウディ ラリー クワトロ グループ4 #9 アクロポリス 1982 優勝車」だ。

送信機と比較してこの小ささ! それでいて実車同様のメカニズムを凝縮したシャーシと、スケールモデルさながらのリアルなボディの魅力を併せもつ稀有なシリーズが「MINI-Z」なのだ。

「MINI-Z」は、それまで屋外サーキットで競うものだったRCカーレースをインドアで展開することに成功した本格スモールRCカーの先駆的シリーズで、小型高性能を誇るシャーシと再現性の高いスケールボディのコンビネーションに個性と妙味をもつ。

新製品のクワトロはドリフト走行が楽しめるAWD(四輪駆動)シャーシのレディセットで展開されるが、ボディ単体の発売もあるため他のシャーシへの装着も可能。

「MINI-Z」のシャーシは四輪駆動の「MINI-Z AWD」、後輪駆動の「MINI-Z RWD」、トレール走行も楽しめる「MINI-Z 4×4」、本格レーシングバギーの「MINI-Z BUGGY」の4種がある。

「ポルシェ 962 C クーペ KH №1」。こちらはクワトロと違って後輪駆動の「MINI-Z RWD」。レディセットで2万9480円。

コンマ1秒を競う本格レースも盛んなのが「MINI-Z RWD」、優雅でトリッキーな車体コントロールのワザを楽しむのがドリフトマシンの「AWD」と個性を分ける。

シャーシ完成済み、ボディ塗装済みレディセットだから、あとは送信機用&走行用に単4電池を各4本用意するだけの本格RCカー「MINI-Z」。各種オプションパーツで性能アップを狙える趣味性の高さも「MINI-Z」の大きな魅力なのだ!

MINI-Z

そしてRCファンとして見逃せないのが、こちらのプロポ「NobleMix」。来春発売予定の参考出品だが、ハンドガンを思わせるウッドグリップはウォールナット材で交換可能、底板はチタンというこだわりまくり仕様で、ガチRCファンのハートを鷲摑みにすること間違いなし! ……そのぶんお値段もガツンとくること間違いなしと見た!(笑)

ハセガワのヤングタイマー路線「サニー」

かつて「飛行機のハセガワ」として名を馳せ、現在ではスケールモデルからフィギュア、キャラモノまで手広く展開する焼津の老舗模型メーカーがハセガワだ。そのハセガワのブースでドドドんと目立つ位置に置かれていたのがこちら、「ニッサン サニー クーペ (B110)後期型 GX5(1972)」だ。

1/24スケール「ニッサン サニー クーペ (B110)後期型 GX5(1972)」。12月2日頃発売予定。3630円。模型全長160mm。プラモデルキット。

「徹底した実車取材をもとに完全新金型で再現」と高らかに謳う本モデルは、1970年1月にデビューした二代目ニッサンサニーの最上級スポーツグレード「GX5」の1/24プラモデル。車高は選択式で、通常状態/ローダウン状態が再現可能と細かなこだわりがニクい。

パーツ構成(テストショット)。

展示品のクオリティまで仕上げるのは相当なテクニックが必要だが、腕自慢のベテランモデラー諸兄にとっては、挑戦しがいのあるキットであること間違いない!

ファン待望「BLADE RUNNER 2049」のプラモが登場!

1982年公開の『ブレードランナー』の続編にあたる『ブレードランナー2049』から、ベルファインがファン感涙必至のモデル化! ラインナップは1/1スケールハンドガン「Deckard’s Blaster」と、1/32スケールのカーモデル「K’s SPINNER」「Deckard’s Police Spinner」。いずれもプラモデルキットだ。

日本初の公式ライセンスプラモデルブラスターとして11月発売予定のモデルが「Deckard’s Blaster」(9900円)。現物を採寸しての高い再現性は言うまでもなく、総パーツ点数130点、成型色6色を使用したカラーインジェクション成形のスナップフィットで、組み立てる喜びとイージービルドを両立。

トリガー、シリンダーの可動ギミックも嬉しい特長となっている。なお本モデルは弾の装填及び発射機能はないディスプレイモデルで、ガスガン、エアガンではない。作って飾って、ギミックを楽しもう!

1/32スケールカーモデル「Deckard’s Police Spinner」価格未定
1/32スケールカーモデル「K’s SPINNER」価格未定

帝国陸軍戦車にこだわるファインモールド

続いて、豊橋のプラモデルメーカー「ファインモールド」。お得意の帝国陸軍車両で、九七式中戦車[チハ]と、九七式中戦車[新砲塔チハ]の二輌をラインナップ。

価格はいずれも5280円のプラモデルキットで、発売は来年4月予定。実戦投入時期による砲塔の相違、戦車砲の相違などを緻密に再現している。マニアックな製品化だが「他がやらないからこそやる!」というファインモールドの気概を感じさせるモデルといえる。

ヘソ曲がり具合が面白い童友社

「日本の名城」シリーズなどで知られる東京は荒川区のプラモデルメーカー、童友社。まいど面白い展開で唸らせられる童友社の中で、今回グッときたのがこちら。

『マッハGoGoGo』と『頭文字D』なのは一目瞭然だが、いずれもプラモデルではなくブロックキットである。前者は主人公が操る「Mach 5」と謎のレーサーが駆る「Shooting Star」。価格は3850円。スケールは1/24。

『頭文字D』の藤原豆腐店は、外観、店内、住居スペースにまでこだわって再現する【特大サイズ】で、家屋の側面の開閉ができ完成後も中を見ることができる。完成サイズは240×270×200mm。11月発売予定で、価格は2万1780円。

また正真正銘の昭和レトロをちょいちょい差し込んでくるのも童友社らしいニュースだ。

「地中戦車キングモグラス」。メッキ部品や軟質キャタピラ、モーター、ギアボックス、動力部品まで完全復活! を高らかに謳う復刻モデルだ。130モーターやLEDライト、デカール、ステッカーが付属で、走らせて楽しめる昔懐かしのモーターライズドプラモデル。

※製品は主に1960年代当時の金型を使用しています。

というパッケージの注意書きがリアルヴィンテージのあかしだ! 6380円。

東京マルイから「20式 5.56mm 小銃」登場!

童友社の荒川区のおとなり、足立区の名門ガンホビーメーカーが東京マルイ。サバゲーやホビーガンのトレンドをけん引する東京マルイの大注力作が「20式 5.56mm 小銃」だ。

20式 5.56mm 小銃/15万4000円。各種オプション装備状態。

「20式 5.56mm 小銃」は陸自制式採用の小銃で、製造メーカーは愛知県の豊和工業。東京マルイは豊和工業からライセンス許諾を得て純国産ガスブローバックマシンガンとして完成させた。

実は東京マルイは市街地戦闘訓練用教材としてエアソフトガンを、さらに射撃を伴わない携行訓練等で使用する市街地訓練用ラバーライフル(模擬銃)を自衛隊に納入している。その経験を活かして製品化したものが、今回の新製品「20式 5.56mm 小銃」というわけだ。

市街地戦闘訓練用教材エアソフトガン。

ディテールの再現からトリガーフィーリングに至るまで本物指向を徹底。ホビーの枠を超えた完成度をみせる東京マルイの、いや日本製ガンホビーの逸品と言っていいだろう。

さあ、前後編にわたってお届けした「全日本模型ホビーショーレポート」はお楽しみ頂けただろうか。ここで取り上げられなかったモデルはもう山ほど、星の数ほど! 特にアニメ、キャラクター方面のモデルは数多いが、それらもまるっと含め、これからの時期ますますホットになる模型ホビーに、ビビビと鋭敏なアンテナを張ってもらいたいぞ!

第64回全日本模型ホビーショー 公式

(C)2026 Kyosho Corporation. All rights reserved. (C)2017 Alcon Entertainment,LLC. All rights reserved. (C)Tatsunoko Production (C)Shuichi Shigeno /Kodansha Ltd. (C)2026 TOKYO MARUI Co.,Ltd.

文/前田賢紀

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