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ゴルゴ13はなぜ死なないのか?その答えに学ぶ最強の「災害別リスクマネジメント術」

2026.10.07

ゴルゴ13は、なぜ数々の危機を切り抜け、生き残ってきたのか。その強さを支えるのは、卓越した技術だけではない。起こり得る危険を想定し、周囲の異変を察知し、最悪の事態に備えておく徹底した危機管理にある。大地震や噴火などの自然災害はもちろん、犯罪、あおり運転、熊との遭遇、SNSを巡るトラブルまで、現代の日常には予期せぬリスクが潜んでいる。必要なのは、危機に直面してから慌てるのではなく、その兆候を捉え、備え、状況に応じて判断する力だ。ゴルゴ13の思考と行動をヒントに、リアルとデジタルの両面から、今を生き抜くための「危機管理術」を身につけよう。

災害や事故、犯罪など、危機はいつ、どこで襲ってくるかわからない。通勤中、自宅、旅先……、日常のあらゆるシーンで身を守るためには、異変を察知し、状況に応じて最善の行動を選ぶことが重要だ。常に危険を先読みし、最悪を想定して行動するゴルゴ13の姿勢から、現代を生き抜くリスクマネジメント術を学ぼう。

南海トラフ、富士山噴火、洪水、津波、迫りくる自然災害から身を守るマニュアルコミック『ゴルゴ13THEサバイバル~大地震、その時!~』

『ゴルゴ13THEサバイバル~大地震、その時!~』。『ビッグコミック』にて連載中の劇画の公式スピンオフコミックが、「防災の日」を前に発売され、話題となっている。…

SCENE 01
移動中こそ異変を見逃さず、安全を優先せよ!通勤・移動中

ビジネスパーソンにとって最も予期せぬ危機に遭遇しやすいのが、通勤などの移動シーン。しかも人混みや交通機関の中では、自分の判断だけで動けない場面も多い。周囲の状況をよく観察し、異変を感じたら早めに距離を取ること。目的地へ急ぐよりも、安全を優先する判断が身を守る第一歩となる。

Case 01|災害直後の群衆事故

大都市では「人の流れ」そのものが新たな災害を生む

 首都直下地震のような都市型災害では、多くの人が一斉に避難や帰宅を始める。そこで危険なのが、駅や歩道橋、狭い道路などに人が集中して起こる「群衆事故」だ。東京都は首都直下地震で最大約450万人の帰宅困難者を想定しており、東京駅や新宿駅周辺などで満員電車並みの過密状態が生じる可能性もある。怖いのは、転倒だけが命を奪うわけではないこと。人が極端に密集すれば、胸や腹部が圧迫され、立ったままでも窒息につながることがある。災害直後はむやみに帰宅を急がず、まずは安全な場所にとどまり、混雑を避ける判断が重要だ。

災害直後の群衆事故
災害直後の群衆事故

群衆事故発生には大きく2つのパターンがある。「将棋倒し型」は、押された人が転倒し、その上に次々と人が折り重なるもの。「群衆雪崩型」は、極端な密集状態で1人が倒れたことをきっかけに、周囲が連鎖的に倒れていく。

こう備える!

災害直後の群衆事故

極端な密集を見かけたら、先へ進まず引き返すのが基本。巻き込まれそうになったら、腕やバッグで空間をつくり、胸や腹部の圧迫を回避。地下などでは中央部を避け、壁伝いに非常口を目指そう。

Case 02|電車乗車時のリスクマネジメント

電車内でも油断は禁物!危険は突然やってくる

 電車は毎日使う身近な交通手段だが、災害や脱線、不審者との遭遇など突発的なリスクはゼロではない。乗車したらスマホばかり見ず、まず周囲を確認。混雑状況や不審な動きだけでなく、音や臭いなど五感を使って異変を察知することも重要だ。非常時に慌てないために、乗る前から「何か起きたらどう動くか」をイメージしておきたい。

こう備える!

電車乗車時のリスクマネジメント

中央を避け、ドア付近や座席脇へ。立つ場合はつり革や手すりを必ずつかみ、急停止や大きな揺れに備えておく。

電車乗車時のリスクマネジメント

ホームでは柱や壁を背にして周囲を確認。乗車時は混雑状況を見ながら、なるべく後方車両を選ぼう。非常時の脱出や周囲の把握もしやすくなる。

Case 03|津波

津波から逃げるなら乗り物より高さを選べ

 海辺や川沿いを移動中に大きな地震が起きたらまずは「このまま車や電車で逃げ切れるか」より「すぐに高い場所へ移れるか」を考える。津波避難の基本は徒歩で、車は渋滞や道路の損壊で動けなくなることがある。沿岸部を走る列車も、緊急停止後にむやみに線路へ降りるのは危険だ。乗務員の指示に従い、高台や安全な場所への避難を徹底すること。乗り物に固執せず、より高い場所を目指す判断が命を分けるのだ。

津波

こう備える!

津波

強い揺れや津波警報を確認したら、海や川から離れ、高台や津波避難ビルへ。車にこだわらず徒歩で逃げ、周囲が動かなくても自分の判断で早めに避難を!
車ならハザードをつけて停車し、キーを残したまま徒歩避難へ切り替える。津波に巻き込まれ車内から出られなくなる事態に備え、緊急脱出用ハンマーも常備しておくといい。

Case 04|あおり運転

挑発に乗らず、安全な場所まで逃げ切れ

 あおり運転を受けた時に最も大切なのは、相手を刺激しないことだ。急ブレーキや無理な進路変更で応戦せず、追い越し車線を避け、左側の走行車線を適切な車間距離で走るようにしよう。相手が後方から執拗に接近してきても、路上で停車するのは危険。人目のある安全な場所まで移動し、冷静に距離を取ることを優先したい。

こう備える!

あおり運転

ドライブレコーダーやスマホで状況を記録し、サービスエリアやコンビニなどへ避難。停車後もドアや窓は開けず、車内から警察へ通報する。相手と直接やり合わないことが基本。

通勤・移動中

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