書籍『ほったらかしで年間2000万円入ってくる超高配当株 投資入門』が、重版に次ぐ重版!元消防士の「かんち(@kanti990)さん」とオフ会を決行したところ、銘柄探しに有益な情報がもりだくさんで「記事化していいですか?」と相談したところ、ご快諾!
身近なニュースから株価上昇する銘柄がわかる「かんち流分析術」とは──!?※株価は2026年9月30日終値
前回のインタビュー:
資産9億5000万円超でFIREを達成!投資家かんちさんに聞く「高配当株投資」の始め方
資産9億5000万円超でFIREを達成!投資家かんちさんに聞く「高配当株投資」の始め方
書籍『ほったらかしで年間2000万円入ってくる超高配当株 投資入門』が話題沸騰。 元消防士の「かんち(@kanti990)さん」にインタビューを敢行しました。 …
金融資産10億円突破のかんちさんに聞く!初心者でもできるスクリーニング方法
金融資産10億円突破のかんちさんに聞く!初心者でもできるスクリーニング方法
書籍『ほったらかしで年間2000万円入ってくる超高配当株 投資入門』が話題沸騰。 元消防士の「かんち(@kanti990)さん」にインタビューを敢行しました。前…
かんちさんとのオフ会は「Botanical Garden SARU Café(通称猿カフェ)」で~株主優待拡充が話題
――ここのバスクチーズケーキ、おいしいですね!ジェイグループホールディングス(3063)(株価1,132円、11万3,200円)の株主優待が拡充になりましたよね!※オフ会の会場は名古屋駅にある「Botanical Garden SARU Café(通称猿カフェ)」
かんち先生(以下か):プリンもかためでおいしいです。そうそう。今回のオフ会、1次会の「名古屋名物 名古屋めし食堂 丸八」では「矢場とん」の味噌かつもおいしかった(「名古屋名物 名古屋めし食堂 丸八」でもジェイグループ株主優待が使える)。ご飯は「名古屋名物 名古屋めし食堂 丸八」にして、食後に「Botanical Garden SARU Café(通称猿カフェ)」に来れば、どちらもジェイグループの株主優待を使えるからいいですよね。
参考:【株主優待ガイド】みなし0円でわらじとんかつ・卵サンドを食べられる?優待を拡充したジェイグループホールディングスの賢い利用法
【株主優待ガイド】みなし0円でわらじとんかつ・卵サンドを食べられる?優待を拡充したジェイグループホールディングスの賢い利用法
「優待拡充」になったジェイグループホールディングスの店舗は? 東京都内だと「東京ブッチャーズ」、「egg baby cafe」、「九州うまいもんと焼酎 芋蔵」、…
か:株主として、食事を取ったら居座るんじゃなくて回転率をよくすると利益が上がります。2つのお店は近くてすぐ移動できます。
――たしかに!回転率が上がった方が、利益率はよくなり、結果として株価も上がるかもしれませんよね。株主として、さすがです!
か:「Botanical Garden SARU Café」は女性を連れてきても評価が高いお店で、妻も気に入っているお店です。
――夫婦仲良しですよね。
か:ふだんは、おたがいそれぞれの生活をしていて、私はスポーツジムに1人で出かけたりすることもあるのだけれど、「株主優待を使いに行こう」と夫婦ででかけることもあったりしますよ。そんな時に「この人はこのお店が好きなんだ」と思うことから銘柄選びをすることもあります。
かんちさんが「最近奥さんに買わされた」銘柄がある?それは何?
――女性が「いいね」と言った銘柄は新しい気づきを得られたりしますか?
か:それはありますね!妻がスポーツジムに株主優待で行きたいって言うから、前に買ったのはフィットイージー(212A)(株価2,842円、28万4,200円)。私が500株、妻が500株保有しています。株主優待が新設され、株主優待を持っているとジムに通えるビジター券がもらえることが魅力ですね(2026年10月権利では100株で4枚、200株で8枚、500株で16枚のビジター券がもらえる)。
フィットイージーのいい点は複数店舗が使えるところです。自宅の近くに3か所あり、好きな店舗を選んで行けます。
■補足説明
フィットイージーは、株主優待を2025年6月に新設。当初の内容は100株を保有する株主に、QUOカード1000円、会費は月あたり500円引き、ビジター券2枚のいずれかがもらえた。200株、500株でもらえる内容は増えていく。権利月は10月。
2026年9月14日に株主優待の拡充を発表。100株保有ではQUOカード6000円、会費割引月1,000円、ビジター券4枚のいずれかを選べ、QUOカード、会費割引、ビジター券いずれも拡充となった。500株以上継続保有1年以上、500株以上保有の長期保有者にはQUOカード1万円、オリジナル体組成計のどちらかをもらえる長期保有者特典もある。
――あっ!フィットイージーは、最近、株主優待の拡充発表もありましたね!
か:フィットイージーは、近所にできたので「この店舗で株主優待が使えるな」と思ったのもあって。妻も新しい店舗が気になっていたようです。
――使えそうな店舗が近くにできたら、株主優待がないかまずは調べるということですね。勉強になります!
か:お金を払って行ってもいいのだけれど、株主優待を使えばお金を払わずに行けたりしますよ。
初心者は業績もちゃんと見てくださいね。フィットイージーは売上高、経常利益どちらも上がっているからこの銘柄はいいですね。ここは「大幅な増収増益」と書かれていたはずなので、こういう銘柄は、当分、安心して保有できます。
かんち先生のアンサー:株主優待の新設ニュースには敏感になっておいて損なし!生活圏に新店舗ができたら「まず興味を持ってみる」。
年金暮らし×物価高=格安スーパーの売上がよくなるはず?「かんち流分析術」とは
――物価高で生活が苦しい人もいると聞きます。「NISA貧乏」という言葉もありますよね。
か:私も投資をまったくしていなかったら年金だけで生活をしなくてはいけなかったはずで、もし、「年金だけで生活」するのだったら、今のインフレは大変。
インフレだからって年金でもらえる金額は上がるわけではないです。だから、一定額の中で「生活をやりくりしないといけない」。今の投資をしていない私と同じくらいの年齢の高齢者を見ると大変ですよ。ただ、これも株式投資の銘柄選びに役立っていて、小売業に注目してみると、インフレが続くのであれば今まで行っていたスーパーマーケットよりも安いスーパーを選ぶ人が多くなっていくと予測できます。
では、神戸物産(3038)(株価3,022円、30万2,200円)やJMホールディングス(3539)(株価1,461円、14万6,100円)が上がるんじゃないかとね。あと、G-7ホールディングス(7508)(株価1,406円、14万600円)も注目しています。「業務スーパー」をフランチャイズ展開している小売業です。ドン・キホーテのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)(株価715.5円、7万1,550円)。あとは、東海地方には店舗がないけれど、「カクヤス」で知られるひとまいる(7686)(株価431円、4万3,100円)とか。
――連想ゲームなんですね。「業務スーパー」は神戸物産と思っていましたが、G-7ホールディングスも。なるほど……メモメモ。
か:そう。地政学リスクで株価は上がったり下がったりするけれど、長期的に見たら売上高が上がれば営業利益は上がって株価にも反映されそうな気がするし、もし株主優待があれば、安いと思った時に買っておいて長く持って株価上昇を待ちながら株主優待をもらい続けてもいいのでは。
余裕資金があるなら株式投資をして株主優待で食費などにして節約して、株価が上がって資産も増えたら生活がスムーズになるんじゃないかと思います。でも、していない人は消費者として安いスーパーに「行くしかなくなる」。そこで差が生まれてしまう。
――JMホールディングスは、2026年9月11日の決算で、「経常利益は21%増で2期ぶり最高益」とあり、増配も発表しています。
か:神戸物産も売上高が多かったはずです。
神戸物産は「業務スーパー」を全国展開する会社だけれど、飲食店経営している人に限らず個人の利用者も多いのではと思っています。売上高も営業利益も直近にかけて伸びています。
――神戸物産は、「業務スーパー」が有名ですが、関西地方に「韓国酒場 ハンサン」をオープンさせたり、静岡県のディスカウントストア「マキヤ」と業務提携をしたりしているようです。そして、日本国内、65歳以上の高齢者の推計人口が総人口の3割を占めるというニュースも発表されて話題になりました。投資をしていない人は年金だけでやりくりするわけなので、安いスーパーマーケットが流行るのもわかります。身近なニュースから「この業界、この銘柄が上がりそう」だとわかるわけですね。
か:イオン(8267)(株価1,289円、12万8,900円)や関東に店舗の多い「まいばすけっと」で知られるユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(3222)(株価808円、8万80円)など、小売業の営業利益を比較してみるのもおもしろそうですね。イオンは商品の価格帯は割高なのかもしれないです。U.S.M.H.は関東地方で独居老人の需要が高そうですよね。
かんち先生のアンサー:
身近な人々の生活から投資銘柄探しにつながることも。「年金暮らしの人が多い×インフレ・物価高」から格安スーパーの売上がよくなるのではと推測
「つみたてNISA」はやらない選択肢もある!?
――そうそう、かんちさんに質問があります!「つみたてNISA」枠で月々積立をしているのですが、個別株で欲しい銘柄があるとどうしても取り崩してしまいます。どうしたらいいでしょうか(谷口の切実な質問)。
か:これはね、NISAがはじまって、よく「アドバイスをください」と言われるのだけれど、率直に言うと、人によって投資スタイルは違っていてもいいと思うんですよね。65歳以上の人が「今からNISAをはじめるべきか」ということも実はね……。
――えっ?そうなんですか?一応、お伝えしておくと谷口は40代です……。
か:ははは、知っていますよ。「つみたてNISA」は、すべての人がやるべきかっていうことです。投資スタイルは人それぞれですし。「NISA成長投資枠」であれば、株でもらえる配当金や投資信託でもらえる分配金が非課税という点はいいでしょう。だけど、「つみたてNISA」に「60代の人が今から毎月こつこつ」というのはお金を使えないまま生涯を終えてしまう……。
20代や30代、そして40代がこれからの資産形成を見据えて「つみたてNISA」を利用するのは納得で利用価値もあるのだけれど、例えば、定年退職をした60代の人が今から「毎月つみたて」はどうなのだろうかと思う部分もある。個別株投資をしている人が「つみたてNISA」は後回しなのも理解できる。
あと、高配当ETFも流行しているけれど、タコ足配当の場合があるのでリスクがあるから注意したいところですね。
補足説明:投資信託の分配金には「一般配当(普通分配金)」と「特別分配金(元本払戻金)」があり、利益から支払われるのは「一般配当」、元本の一部が戻ってくるのは「特別分配金」。「特別分配金」の場合注意。
私の投資ポリシーは「間違った銘柄を買わなければ、株式などは中長期で保有すれば株価は上がっていく」というものなのだけれど、高配当ETFは将来的に資産が目減りする可能性が指摘されているので、魅力的に見えても人にはおすすめしにくいですね。
分散投資として、オルカンと呼ばれるオール・カントリー、S&P500、TOPIX(東証株価指数)、日経225(日経平均株価)への4分割で7%程度のリターンを期待する方法もあります。
――豊かな生活を送るためには「使う」ことも大事ということですね?
か:年齢によって、NISAの制度を積極的に使いたいかも変わってくる気がしますね。使うべき時は使いたい。
かんち先生のアンサー:
人によって投資スタイルは違っていてもいい!NISA制度は必ずしも利用しなくてはいけないわけではない。
――オフ会では、新しい気づきがたくさんで「目から鱗が落ちる」内容ばかり。以前はマネックス証券の「銘柄スカウター」機能を利用した銘柄探し方法を教えてもらいましたが、日常生活からの銘柄選定もできるのだと思いました。ありがとうございます!
文/谷口 久美子




DIME MAGAZINE





















