昼夜問わず荷物を集荷・配送するトラックドライバー。彼らはいつ、どこで、何分程度休憩を取っているのだろうか?
Azoopはこのほど、全国のトラック・商用車ドライバー126名を対象に「運転中の休憩・SAの活用」に関する第5回実態調査を実施し、その結果を発表した。
Topic1:どこで休む? 大型SA一択ではない、“あえて”中・小規模PA派が約4人に1人
長距離運行中に好んで利用する休憩施設を尋ねたところ、最も多かったのは「大型SA・PA(有名で規模が大きい場所)」で31.0%(39名)となった。
次いで「あえて混雑を避けた中・小規模PA」が24.6%(31名)。さらに「国道の道の駅」も15.1%(19名)となっており、必ずしも設備の充実した大型施設だけが選ばれているわけではないことがわかった。トラックドライバーにとって休憩施設選びは、設備の充実度だけではなく、「混雑を避ける」という点も重視されていることがうかがえる。
Topic2:何時間運転したら休憩? 週3日以上運転するドライバーでは過半数が「3時間以上」
運転を開始してから、あるいは前回の休憩からどのくらいのスパンで次の休憩を取るか尋ねたところ、「3時間~4時間未満」が34.1%、「ほぼ4時間ジャスト」が12.7%となり、合計46.8%が「3時間以上」走行してから休憩を取ると回答した。
さらに、週3日以上運転すると回答したドライバー(95名)に絞ると、「3時間~4時間未満」が37.9%、「ほぼ4時間ジャスト」が14.7%で、合計52.6%と過半数となった。
一方、「運行スケジュールや渋滞状況によるため、決まっていない」という回答も19.8%あり、道路状況や運行スケジュールに応じて柔軟に休憩を取っている実態もうかがえる。
Topic3:休憩時間は何分? 「30分程度」が46.0%で最多
1回の休憩でどのくらいの時間を取るか尋ねたところ、「30分程度」が46.0%で最多となった。次いで「10分~15分程度」が26.2%、「45分~1時間程度」が23.8%という結果となっている。
Topic2・3から、休憩を取るタイミングについては「3時間以上」とする回答が約半数を占め、休憩時間では「30分程度」が最も多いことがわかった。
Topic4:暑い時期の荷役・荷待ち、「手積み・手降ろし」「長時間待機」「アイドリング禁止・エンジン停止」に切実な声
暑い時期の「荷上げ」「荷降ろし」「荷待ち(待機時間)」について自由回答で尋ねたところ、手積み・手降ろしやバラ積みといった荷役作業、長時間の荷待ち、待機中にアイドリングを禁止されることでエアコンを使用できない状況などに関する声が多く寄せられた。
「今の時代に手積みなんてあり得ない」
「荷待ち 何時間待たされるかわからないから」
「待機中のアイドリングストップの強要」
「長時間待機をさせるのに『アイドリング禁止』という納品先」
「入庫予約をしても、待機場所が見つからないこと。トイレの場所がないこと。」
「汗をかいた後に着替えてクールダウンできる場所が欲しい」
暑さそのものに加え、荷役作業の身体的負担や、先の見えない待機時間、エアコンを使用できない環境など、ドライバーが働く環境について具体的な声が多く寄せられた。
<調査概要>
調査主体 :株式会社Azoop
調査方法 :インターネット調査(Googleフォームによる)
調査対象 :全国のトラックドライバー
有効回答数:126件
調査期間 :2026年7月31日(金)~9月8日(火)
出典元:株式会社Azoop
構成/こじへい




DIME MAGAZINE


















