球児たちの熱い気持ちとダイナミックなプレーが繰り広げられた108回目の夏。今年は、プロ野球でも活躍した中谷仁監督率いる和歌山県・智弁和歌山高校が5年ぶり4度目の夏制覇を果たした。智弁和歌山の皆さん、本当におめでとうございました!
本当は私も現地観戦へ行きたかったが、日勤の仕事をしていると夜帯の試合のテレビ観戦が関の山だった。とはいえ、チラチラと一球速報を見ている同僚がいたことも見逃していない。昼休みに甲子園を放映してくれている近所の中華料理屋にはランチで足しげく通った。
そんな私が毎年お世話になっているのが朝日放送テレビ・テレビ朝日系列のテレビ番組『熱闘甲子園』だ。
私が住む関東だとテレ朝で深夜23時過ぎから30分ほど、開幕から決勝戦まで毎日放送される。たとえば埼玉県ではテレ玉(テレビ埼玉)制作の「高校野球ダイジェスト」で予選を追い、本大会は「熱闘甲子園」を見ることで2ヶ月毎日ハラハラしながら過ごすことができるのだ。平日日勤の社会人としては仕事から帰り夕飯・風呂などを済ませた後にこれがあるとないとでは一日の充実度が違う。ビジネスマンのお供と言っても過言では無い(と思っている)。
同番組では各校の選手の素性、チームの空気感、背景にある選手やご家族の人生などを深掘ることが多い。そんな同番組だが、なんとなく毎年感じることがある。それは
「特集された側の高校、負けがちでは?」
である。

熱闘甲子園で特集された側の高校の勝敗を追ってみた
今年の熱闘甲子園の構成は、回による違いはあれど、おおむね以下の通りだった。(CM除く)
【番組の構成】
(1)オープニング・今日の見どころ映像
(2)スタジオトーク (ヒロド歩美アナ・斎藤佑樹さん)
ゲストがいる日はゲストも登場(松坂大輔さん・古田敦也さん・長島三奈さん)
スタジオトークは第1試合・第2試合後になることもあり
(3)第1試合 試合前映像(選手インタビューなど、どちらかの学校を特集)
(4)第1試合ダイジェスト
(5)夏跡(負けた学校の試合後の様子・選手インタビュー)
(6)斎藤さん及びゲストの試合解説(勝った高校はどこが良かったかなど、試合総評)
(7)第2試合 試合前映像
(第2試合以降、以下同じ流れ。たまに(8)の前に長島三奈さんの特集コーナーが入る)
(8)明日の予告
(9)熱響(スタンドの応援団・チアの様子などの紹介)
(10)エンディング(球児による「熱闘甲子園、また明日!」のコール)
トーナメントの大会である以上、負けてしまった学校はそれ以降特集のタイミングが存在し得ないため、同じ撮れ高ならば特に1回戦などは負けた側の学校にフォーカスする方が合理的である。何もおかしいことはない。が、それだと結果を知らない日は勝敗の予想がつく。だとしても別に何一つ問題はないのだが、やはり負けた側を特集する傾向にあるのだろうか。
今回はこの興味から
「2026年の熱闘甲子園は、主に特集された側が勝っているのか・負けているのか」
について、各放送回の特集校とその勝敗をカウントしてみた。
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