昨今、夏の暑さは年を追うごとに厳しさを増している。今年から40℃以上の日を表す「酷暑日」という言葉が採用されるなど、日本の夏の様子は大きく変わってきている。
野球界でもこの暑さは真剣に考えないといけないテーマだ。そんな中、プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地であるベルーナドームでは、昨年より夏に抗う秘策「ライオンズスプラッシュシート」を実施している。
触れ込みは「ライオンズが得点したらスプラッシュ!イニング間イベントでもスプラッシュ!」。なにせ2025年実施の9試合では、全席が完売したというのだ。時にはあまりの暑さに「屋根付きサウナ」と言われてしまうことがある同球場。一体ここで何が行われているのか。
所沢で生まれ育ち、名前がインボイスSEIBUドームぐらいの時期から同球場へ通う筆者が、お盆開始前後の8月8日、単身乗り込んでみた。
スプラッシュシートへ赴くにあたり、事前リサーチ
試合中の野球の応援スタンドに、プールや夏フェスのように水を撒く、いやぶちまけるという、完全に閉じた球場ではないことを逆手に取ったこの夏の新行事。球団公式のPR動画を見ても、その放水量はなかなかのものである。
球団公式のPR動画
昨年参加したという方々のレポートブログなどを読むと「レインコートでは防げないことも(あと濡れすぎて蒸れる)」「海パンで行く方がおすすめ」「お気に入りのタオルやユニはある程度ぐしゃぐしゃになることを覚悟した方がいい」といったコメントが並んでいる。野球場で、海パン・・・???(球団公式の「注意事項」の欄にも「水着をご着用される場合は・・・・・・」と水着での来場を想定された文章が書かれている)
「アオフェス」というネーミングのイベントだが、レポを見る限りもはやミストにかかって楽しいというレベルのフェスではなさそうだ。先人達の知見を胸に、応援グッズを最低限にして、バスタオル・海パン・帰りの着替え・旅行用に買った海でスマホを使うための防水ケースを持ってベルーナドームに向かった。




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