裁判所のジャッジ
2つの戦いを順番に解説します。
▼夫 vs 妻
地裁は「妻は夫に慰謝料150万円払え」と命じました。しかし夫は慰謝料の金額に不服の夫だったため控訴。
すると高裁は「慰謝料250万円だ」とアップさせました。理由は、不貞期間が7年もの長期に及んでいる、妻には浪費グセがあり離婚に至った妻の責任が大きいというものです。
▼ 夫 vs Y男
なんと!地裁では夫が負けてしまいました…。理由は「Y男は妻が離婚していたと信じていたからだ」というものです。「Y男に過失なし」と判断されたのです。交際を始めるときに妻が、「夫とは離婚した」とウソの説明をしていたからですね。
しかし!
高裁では夫が逆転勝訴しました。高裁は「Y男は、『離婚した』という妻の説明を何らの客観的裏付けもなく漫然と信じ、離婚協議の話し合いから3~4か月のうちに交際をスタートさせている点において、少なからず落ち度がある。Y男に過失あり」と判断しました。そして「Y男は夫に慰謝料50万円を払え」と命じました。
■ マメ知識
「独身だと信じていた」という言い訳が通じることはあまりありませんが、今回の地裁のように浮気相手の言い分が通ることもあります。なので、早めに探偵に依頼して浮気の証拠をつかむと同時に、浮気相手に対して「私は既婚者だ」という書面を送ることをオススメします。
今回は以上です。「こんな解説してほしいな~」があれば下記URLからポストしてください。また次の記事でお会いしましょう!
取材・文/林 孝匡(弁護士)
「ムズイ法律を、おもしろく」をモットーにコンテンツを作成している弁護士
YouTube:https://www.youtube.com/@saiban_LABO
不倫夫が妻に「ブス」と言ったら慰謝料が1万円上乗せに!ドタバタ裁判でみえた失言の代償
こんにちは。弁護士の林 孝匡です。宇宙イチわかりやすい法律解説を目指しています。 今回は、ホントウにあった不倫裁判です。 「もう二度と会わない」 夫と不倫相手は…




DIME MAGAZINE
















