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横寝しても違和感なし!音質も妥協なしのfinalの新型「寝ホン」を試してみた

2026.08.29

統計によれば、就寝前にスマホを見る人は約7割。イヤホンをつけて、寝ながら動画・音楽を視聴する人も多い。これを「寝ホン」と呼ぶ。

最近は、寝ホン向けのイヤホンが続々と登場。こうしたイヤホンは、小型で軽量、材質が柔らかいといった特徴がある。筆者も、つけっぱなしで寝落ちしたら、耳から血が出ていたという痛い経験から、今は寝ホン専用のイヤホンを使っている。

今回紹介する完全ワイヤレスイヤホン「ZE500 NYUMIN」も、その1つ。川崎市の音響メーカー(株)finalが開発した新製品だ。

8月の執筆時点で、応援購入サービス「Makuake」にて予約受け付け中だが、サンプルを入手したのでレビューしたい。

片側約3gの超軽量のミニサイズ

箱の中身は、濃いネイビー色のイヤホン本体、充電ケース、イヤーピース。それに、使用マニュアル、交換用ダストフィルター、綿棒も入っている。イヤーピースは、S、M、Lの3サイズあり、購入時はMサイズが本体に装着されている。ダストフィルターは、スピーカーに貼る極小の防塵シールで、汚れやほこりが気になったら取り換える。先の細い綿棒は、イヤホンや充電ケースの充電端子(金色の部分)の汚れを拭き取るのに使う。

充電用ケーブルは付属していないが、お手元にある普通のType-C USBケーブルでOKだ。満充電で最大4.5時間作動する。充電ケース自体にも充電能力があり、これが満充電であれば、本体に適宜充電しながらで最大18時間作動する。

サイズは「とにかく小さい」の一言。重さも片側約3gしかない。finalの従来モデル「COTSUBU for ASMR」から、さらに体積を約35%削減し、同社のイヤホンで最小サイズを実現したという。

形状的には「浅い挿入設計」となっており、横寝しても圧迫感・異物感が極力抑えられるようになっている。

また、耳穴を塞ぐタイプのイヤホンは、耳の中で空気の圧を感じることがあるが、本製品ではこの問題を解消。本体とイヤーピースの間に空気の通り道を設けることで、空気を外に逃がすようになっている。

ちなみに、IPX4クラスの防水性能であり、小雨の飛沫程度には耐えられる仕様だ。

聞きほれるような音質

極小クラスだからといって、音質面の性能は妥協していない。

同社広報によれば、「通常のイヤホンの音質は、音楽鑑賞を前提に作られています。一方、ZE500 NYUMINは、極小音量帯での人の話し声を想定し、音質を再設計しました。音量を絞っても声や低音の質感が痩せにくく、Podcastなどを心地よく聴き続けられます。また、ストリーミングで配信される音声の多くは、データが圧縮されて、高音域に『ざらつき』が生まれることがあります。これが、聴き疲れの原因になることも。このざらつきを抑え、ささやき声や息遣いなどの細やかなニュアンスはそのままに、長時間でも聴き疲れしにくい設計にもなっています」とのこと。

なお、声のざらつきの低減効果は、発売時にリリースされるアプリの低減モードで実装される予定だ。また、このアプリでは、スマホより細かな音量調整、スリープタイマー、焚き火やホワイトノイズといったサウンドを流す機能なども含まれる予定である。

では、その音質を実際に確認してみよう。

操作方法は、本体外側の部分を指先でタッチしてオン/オフというシンプル設計。音量はスマホ側で設定する。なお、電話の通話も可能だ。

まず、音声のないインストルメンタルから試聴。筆者は就寝時のルーティンとして、マインドフルネス(瞑想)をしており、このときヒーリング音楽を聴いている。音質を重視するため、これまでヘッドホンをかけていた。それを「ZE500 NYUMIN」に取り換えて聴いてみる。

正直、びっくりした。一切の忖度なしで感想を述べるつもりだったが、低音域から高音域までが、きれいに聴こえてくる。遅延や音飛びがないのは当然のこと、ヘッドホンに負けていない音質というのに恐れ入った。これが第一印象。

ついで、動画投稿サイトの音声(セミナー、対談、街中Vlog等)を聞く。こちらも極めて明瞭で、イヤホン特有のこもった感じがない。また、対談の場合、2人の話者の遠近感も再現されている。どのシチュエーションの動画も、話者が現実にそばにいて、話しかけられている感覚すらある。

装着感については、ベッドでごろごろと姿勢を変えてみたが、外れるとか、圧迫感はなかった。耳孔にフィットし、滑らかな材質なため、長時間使っていてもストレスは少ない。この点でも、非常に優れていると思う。

何日か使ってみたが特に気になる点は見つからず、総合的にみて完成度の高い逸品だと評価できる。Makuake での受け付けは10月7日まで(その後、期間をおいて一般販売)なので、興味があればチェックしみるといいだろう。

Makuakeの予約販売ページ
公式サイト(商品ページ)

文/鈴木拓也

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老舗翻訳会社役員を退任後、フリーランスの仕事人となる。ライターとして手掛けるテーマは、トラベル、ガジェット、著名人取材、アートなど幅広い。また、クリエイターとしての活動にも力を入れている。ライフワークは秘境と神社仏閣めぐりで、撮った写真をInstagramに掲載している。 https://www.instagram.com/happysuzuki

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