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経営者や役員400人に聞いた企業の情報発信事情、上場企業の7割が「ネタ不足が課題」

2026.08.04

企業にとって情報発信は、認知拡大や採用強化、営業機会の創出など、経営戦略の一つとして重要性を増している。一方で、SNSやオウンドメディア、プレスリリースなど発信手段が多様化する中、「何を発信すればよいのか」「継続的に発信できる話題がない」といった課題を抱える企業も少なくない。

えびラーメンとチョコレートモンブランが食べたいはこのほど、自社の広報活動の内容や成果を把握している経営者・役員400名を対象に、「企業の情報発信」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。

1.3割超が「情報発信未経験」。企業規模で広がる情報発信格差

自社の広報活動の内容や成果を把握している上場企業、従業員数300人以上の非上場企業、従業員数300人未満の非上場企業、スタートアップ・ベンチャー・その他企業の経営者・役員400名を対象に、「現在の情報発信の実施状況」を尋ねたところ、全体では「定期的に行っている」(33.8%)と「不定期で行っている」(22.8%)を合わせた56.6%が、何らかの形で情報発信を行っていることがわかった。

一方で、「行ったことがない」は全体で34.8%に上り、企業規模による差も顕著となった。上場企業では64.0%が「定期的に行っている」と回答した一方、従業員300人未満の非上場企業(55.0%)とスタートアップ・ベンチャー・その他企業(54.0%)では、「行ったことがない」が半数を超えた。

情報発信の実施状況には企業規模による格差が見られ、企業規模が小さいほど情報発信に着手できていない実態が明らかになった。

2.上場企業の7割が「ネタ不足」。情報発信の“継続”が新たな課題に

「情報発信を行う上で、『発信するネタ(話題)が不足している』と感じるか」を尋ねたところ、全体では「非常に感じる」(23.5%)、「やや感じる」(31.3%)となり、半数以上(54.8%)の企業がネタ不足を感じていることがわかった。

特に上場企業では、「非常に感じる」(35.0%)と「やや感じる」(36.0%)を合わせると、7割強(71.0%)がネタ不足を実感していた。

情報発信に積極的な企業ほど、継続的に発信し続けるための話題づくりが新たな課題となっていることがわかった。

3.上場企業は「データ不足」、中小企業は「アイデア不足」に悩む

「情報発信のネタづくりにおける課題」を尋ねたところ、全体で最も多かったのは「発信できる話題が少ない」(32.3%)で、以下「人手・時間が不足している」(23.3%)、「データや根拠となる情報が少ない」(20.8%)と続いた。

特に上場企業では、「データや根拠となる情報が少ない」(33.0%)、「社内から情報が集まらない」(30.0%)が全体平均を大きく上回った。一方、従業員300人未満の非上場企業では「発信内容のアイデアが浮かばない」(22.0%)が比較的高く、企業規模によって抱える課題が異なることが明らかになった。

4.上場企業の4割超が「独自調査データ」を情報発信に求める。“根拠ある情報発信”を重視

「今後、どのような情報があれば発信しやすくなるか」を尋ねたところ、全体では「顧客アンケート・レビュー」(25.8%)が最も多く、「業界データ・市場調査」(24.5%)、「成功事例・導入事例」(24.0%)と続いた。

また、上場企業では「自社独自のアンケート・調査データ」(42.0%)が突出しており、他の企業形態と比較しても非常に高い結果となった。企業規模が大きいほど、客観的なデータやエビデンスを活用した“根拠ある情報発信”へのニーズが高まっていることがうかがえた。

5.情報発信戦略は二極化。中小企業はSNS、上場企業は調査リリースへ

「今後、情報発信を強化するために取り組みたい施策」を尋ねたところ、全体では「SNS運用」(29.3%)が最も多く、「独自調査・調査リリース」(27.3%)、「プレスリリース」(25.0%)と続いた。

企業規模別に見ると、上場企業では「独自調査・調査リリース」(39.0%)が最も高く、「プレスリリース」(36.0%)も高水準となった。

一方、従業員300人未満の非上場企業やスタートアップ・ベンチャー・その他企業では、「SNS運用」が最多となり、「AIを活用したコンテンツ制作」への関心も比較的高い結果となった。

企業規模によって、情報発信で重視する手法は大きく異なっており、上場企業は「信頼性を高める情報発信」、中小企業やスタートアップは「拡散力や効率を重視した情報発信」へと戦略が二極化していることが明らかになった。

<調査概要>
調査期間:2026年7月17日~18日
調査手法:インターネット調査
調査対象:自社の広報活動の内容や成果を把握している経営者・役員
有効回答者数:400名(企業規模ごとに各100名の均等割付)
調査機関:Freeasy

出典元:株式会社えびラーメンとチョコレートモンブランが食べたい 調べ

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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