防災研究家でもある筆者の車内にあるものは?
3.11東日本大震災を経験し、1か月半、上下水道が使えなかった、愛犬とともに暮らしている筆者は以来、車内に避難用品を積み込んでいる。クルマはステーションワゴンだが、あらかじめ荷室と倒した後席の床面に敷く厚さ1・5cm程度の銀マットをセットしてあり、荷室の床下には避難用品として携帯トイレ、毛布、ミネラルウォーター、洗面用品、下着の着替え、LEDランタンなどを常時、積載している。
春から秋にかけての気温が高い時期には、車内避難中、車内の風通しのためにウインドーを開けても害虫が入ってこないように、前後サイドウインドー用のメッシュカーテンも用意している。
そうした避難用品の積載はともかく、車内避難の基本はエコノミークラス症候群対策であり、前後シート、または後席と荷室のフラットアレンジ=足を伸ばして休めるベッド化(お座敷化)がポイントになる。すべてのクルマでできるわけではないが、車内避難を余儀なくされる事態に備え、今一度、愛車がそうしたアレンジに対応しているか、確認しておこう。もちろん、イザという時に備え、満タン、電気自動車の場合は満充電も心掛けておきたい。
文/青山尚暉(モータージャーナリスト/ドッグライフプロデューサー/防災研究家)
写真/雪岡直樹、青山尚暉
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