日々強い日差しに晒されながら仕事をする、農業や漁業、林業、畜産業などの一次産業従事者。オフィスワーカーよりも紫外線を浴びやすい彼らは、どれくらい「目」への負担を感じているのだろうか?
メガネブランド「Zoff(ゾフ)」を運営するインターメスティックはこのほど、全国の一次産業従事者500人を対象に「一次産業従事者の目の健康に関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。
一次産業従事者の約半数が「目が疲れる・重く感じる」と回答。「見えづらさ・かすみ」「目の乾き」も4割超に
全国の一次産業従事者500人に、仕事・作業中に感じる目の不調について聞いたところ、「目が疲れる・重く感じる」が48.2%で最多となった。次いで、「見えづらさ・かすみを感じる」が42.2%、「目がしょぼつく・乾く」が42.0%と、いずれも4割を超える結果となった。また、「強いまぶしさを感じる」と回答した人も36.2%にのぼった。
調査結果からは、一次産業従事者の目の不調が、単なる疲れにとどまらず、見えづらさや乾き、まぶしさなど多岐にわたっている実態が明らかになった。
3人に1人が、目の不調によって仕事・作業に支障があると回答。さらに4割超が、不調を感じてもそのまま仕事を続けた・放置した経験あり
仕事・作業中に感じる目の不調が、実際の業務にどの程度影響しているかを聞いたところ、一次産業従事者の33.3%が「目の不調によって仕事・作業に支障がある」と回答した。また、目の不調を感じた際の対応について聞いたところ、41.8%が「不調を感じてもそのまま仕事を続けたり、放置したりした経験がある」と回答した。
これらの結果から、一次産業従事者の目の不調は、単なる違和感や一時的な疲れにとどまらず、仕事・作業への支障につながっている一方で、不調を感じてもすぐに対処できていない実態が明らかになった。
業務中に目の健康対策を行っている人は4割未満。サングラス着用は33.0%にとどまり、着用しない理由の最多は「見えづらくなる・視界が暗くなる」
業務中の目の健康対策について聞いたところ、目の健康対策を行っている人は38.2%にとどまった。また、仕事・作業中のサングラス着用状況について聞いたところ、「常に着用している」が9.2%、「時々着用している」が23.8%となり、業務中にサングラスを着用している人は合計33.0%という結果になった。
さらに、サングラスを着用していない、または着用頻度が低い理由について聞いたところ、「見えづらくなる・視界が暗くなる」が32.2%で最多となった。
これらの結果から、一次産業従事者の間で目の不調やまぶしさが一定程度見られる一方で、目の健康対策やサングラス着用はまだ十分に浸透していない実態が明らかになった。特にサングラスについては、視界の暗さや見えづらさへの懸念が、着用の障壁の一つとなっていることがうかがえる。
目の健康について十分な情報・知識がある人は3割未満。一方で、約8割が「仕事中の目の健康を守る取り組みが必要」と回答
一次産業従事者に、目の健康について十分な情報や知識があると思うかを聞いたところ、「ある」と回答した人は28.4%にとどまった。
また、一次産業従事者における目の健康対策が十分に行われていると思うかを聞いたところ、「十分に行われている」「ある程度行われている」と回答した人は19.0%と、2割未満にとどまる結果となった。
一方で、今後、仕事中の目の健康を守る取り組みが必要だと思うかを聞いたところ、78.2%が「必要」と回答。さらに、企業や団体による目の健康支援について、66.2%が「利用したい」と回答した。
これらの結果から、一次産業従事者の目の健康に関する情報や対策は十分に浸透していない一方で、仕事中の目を守る取り組みや、企業・団体による支援へのニーズは高いことが明らかになった。
<調査概要>
調査手法:インターネット調査
対象者:全国に居住する18歳以上の一次産業従事者500名(農業・漁業・林業・畜産業など)
調査期間:2026年6月1日(月)~6月2日(火)
構成/こじへい




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