来年、2027年に創業100年を迎える、1927年に北欧の自動車メーカーとしてスタートを切ったボルボ。そして2026年7月8日、ボルボがフルエレクトリック(電気自動車/EV)の7シーター フラッグシップSUV「ボルボ EX90」を登場させた。
3列7乗りのゆとりあるプレミアムな室内空間、SUVに期待する実用性を兼ね備え、家族との時間を豊かなものにするために、ボルボの先進の安全技術と最新テクノロジーを融合し、車内外すべての人を守る最高レベルの安全性を実現。
ボルボ初の本格的なソフトウェア・デファインド・カー(SDV)として、OTA(無線アップデート)により時間とともに安全性や機能が継続的に進化する新時代のボルボを象徴する1台でもある。日本市場ではXC90プラグインハイブリッド(PHEV)と同レンジの価格設定(車両本体価格1199万円~)として、プレミアムEVの新たな選択肢を提供してくれることになったのだ。
ボルボEX90 Ultra Twin Motor Performance試乗記
この@DIMEではすでにボルボEX90の概要、詳細について報告しているが、ここではEX90の最上級グレードであるEX90 Ultra Twin Motor Perfomance(車両本体価格1399万円)に乗り込み、東京・南青山にあるボルボスタジオから日光・中禅寺湖を往復する、一般道、高速道路、いろは坂の山道を含む約380kmの行程のテストドライブの様子をお届けしたい。
筆者はもちろん、過去に当時のボルボフラッグシップSUVのXC90にも試乗している。そこでまず感動したのは、運転席に乗り込み、ドアを閉めれば、外界と完全に遮断されたかのような車内の静かさ、強固なシェルに守られたような安心感に包まれたことだった。
南青山のボルボスタジオの地下駐車場で全長5035×全幅1965×全高1740mmの立派な体躯のEX90 Ultra Twin Motor Perfomanceに乗り込み、ドアを閉めた瞬間の印象もまた同じ。外界から遮断された、XC90以上にセンスのいい上質な素材とプレミアムなデザインが織りなす北欧のプライベートラウンジのような空間の、静謐さと安心感に包まれた車内環境に身を置くことができた。目的地となる中禅寺湖湖畔のレストランは初めて訪れる場所だが、ルートにまったく不安はない。そう、14.5インチの縦型センターディスプレイにはGoogleが搭載され、交通状況を考慮した最適なルート設定、目的地までの案内を「OKグーグル」で走行中でも行えるからだ。
こうしたBEV(電気自動車)のロングランでは航続距離やドライブ途中の経路充電の心配が付きまとうものだが、ボルボEX90ならそんな心配は無用と言っていい。何しろ800Vテクノロジーと106kWhの大容量バッテリーによる一充電走行距離は650km(WLTCモード)。今回の往復約380kmのドライブでは、満充電で出発すれば、経路充電など無用。つまり、途中で休憩するにしても、充電に時間を使うことなく、一気にフルエレクトリック走行で目的地へとワープできるというわけだ。
ドライブモードは航続距離を伸ばす効果もある「レンジ」、標準の「スタンダード」、常時4輪駆動となる0-100km/h4.2秒のスポーツカー並みの超俊足を発揮させる「パフォーマンス」、そして車高を上げる調整が行われる「オフロード」の4種類。さらにワンペダル機能も「HIGHT」、「LOW」、「OFF」、「AUTO」が選択できる。




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