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業務評価や年収など「AI格差」を実感しているITエンジニアの割合は?

2026.07.16

日進月歩で進化を遂げるAI。その進歩のスピードに付いていき、業務に活用できている人とそうでない人を隔てる処遇の違い「AI格差」について、現場で実感しているITエンジニアはどれくらいいるのだろうか?

レバテックはこのほど、ITエンジニア572名を対象に、「ITエンジニアのAI活用に関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。

1. ITエンジニアの約6割が、職場でAI活用スキルによる「AI格差」を実感

職場でAI活用スキルによる「AI格差」*1が生まれていると感じるか尋ねたところ、「そう感じる(21.7%)」「ややそう感じる(37.6%)」を合わせて59.3%のITエンジニアが「AI格差が生まれていると感じる」と回答した。

年代別で見ると、20代では「そう感じる」「ややそう感じる」の合計が67.4%に達しており、30代(52.1%)、40代(60.0%)、50代(57.4%)と比較して最も高い結果となった。

*1AI格差=AIの活用能力の差が、業務評価・年収・キャリアなど目に見える処遇の違いにつながっている状態

2. AI格差が最も表れるのは「担当できる業務範囲の差」、評価・昇進にも波及

実際に「AI格差」がどのような点に表れているかを聞いたところ、「担当できる業務範囲の差(上流工程・意思決定への関与など)」が51.3%で最多となった。以下「成果の評価・昇進スピードの差(39.5%)」「アサインされる業務レベルの差(32.4%)」と続いている。

AI活用スキルの差が単なる作業効率だけでなく、上流工程への参画やプロジェクト内での裁量権、社内での評価や昇進にまで影響を与え始めている実態が浮き彫りになった。

3. 今後AIスキルによる年収格差が「拡大する」と65.0%が予想、20代で顕著な傾向

今後、AIを使いこなせるエンジニアとそうでないエンジニアの間で、年収格差は拡大していくと思うかという問いに対し、「拡大すると思う(29.5%)」「やや拡大すると思う(35.5%)」を合わせて65.0%のエンジニアが「拡大する」と予想した。

特に20代では「拡大する」と回答した割合が71.5%を占めており、他の年代と比較しても、AIスキルが将来の報酬を左右するという意識が強いことがわかる。

■レバテック株式会社 代表執行役社長 泉澤氏 コメント

今回の調査では、約6割のエンジニアがすでに職場で「AI格差」を実感しており、その影響はアサインされる業務レベルや評価、ひいては将来の年収にまで及ぶと考えられていることが明らかになりました。特に20代ではその傾向が顕著であり、AI活用スキルがキャリア形成に与える影響を強く意識していることがうかがえます。

実際にレバテックのデータを見ても、AI関連求人*2は直近1年間で166.2%増加*3しており、生成AIやAIエージェントなどの技術理解に加え、それらを活用して業務改善や新たな事業価値の創出につなげられる人材への需要が急速に高まっています。

今後、AI活用力はエンジニアの市場価値を左右する重要な要素の一つになっていくと考えられます。企業には、AI活用スキルの習得を支援する環境整備に加え、その成果や挑戦を適切に評価・還元できる仕組みづくりが求められるでしょう。

*2 AI関連:「Copilot, GPT, プロンプトエンジニア, 生成AI, 大規模言語モデル, LLM」のいずれかを求人名、仕事内容、要求スキル(必須・尚可)のいずれかに含む求人

*3:2025年12月時点(前年同月比)

●泉澤 匡寛氏プロフィール

2017年、レバレジーズ株式会社に入社。新規事業の責任者として、IT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」や、複数サービスを立ち上げ、事業の基盤を築く。

2021年、レバテック ITリクルーティング事業部部長に就任し、事業戦略の立案、採用、業務最適化を推進し、複数ブランドの成長を多角的に牽引。2023年4月にレバテック執行役員に就任し、2025年4月1日付で執行役社長に就任。

<調査概要>
調査年月:2026年5月26日~2026年5月28日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
有効回答数:572名
調査対象:20歳~59歳のITエンジニア

出典元:レバテック株式会社

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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