折りたたみ史上最大バッテリーと「Gorilla Glass Ceramic 3」がもたらす最高峰の耐久性
ディスプレイは、開くと8.1インチ(2K解像度)、閉じると6.6インチとなり、高リフレッシュレートによってサクサクとした滑らかな操作感を実現している。
折りたたみ端末のユーザーが抱えがちな電池持ちへの不満を解消すべく、本機は折りたたみ端末として最大クラスの6000mAhバッテリーを搭載する。さらに、80Wの超急速有線充電と15Wのワイヤレス充電にも対応しており、隙間時間を利用して素早く充電を済ませることができる。
耐久性に関しても最高峰の技術が投入されている。アウトディスプレイには世界初となる「Gorilla Glass Ceramic 3」が採用された。ガラス内にセラミックの粒子を練り込むことで、傷がついて亀裂が入ってもセラミックが壁となって広がるのを防ぐという。これにより、2メートルの高さから落としても割れないレベルの耐久性を実現しているとのこと。iPhoneのCeramic Shieldが割れにくさに特化しているのに対し、本機は割れにくさと傷のつきにくさのバランスを両立させている点も特徴だ。また、IP48/49の耐久性能も有する。
大画面のポテンシャルを引き出す「moto pen ultra」
大画面ディスプレイの操作性をさらに高めるため、専用スタイラスペン「moto pen ultra」も用意されている。
ペンを画面に近づけたりタップしたりすると、画面上に半円状の「クイックバー」が表示され、様々な機能へ素早くアクセスできる仕組みとなっている。画像内の細
かくて読みにくい文字や細部を簡単に拡大したり、画像などの上に直接手書きで文字や図を書き込むことができる。
大画面を活かしたドローイングや手書きメモが作成できる。さらにOCR(光学式文字認識)機能を備えており、手書きの文字を自動的に認識してテキスト化することが可能となる。軽く試した感触だが、テキストの認識力も高く、遅延も少ない。Galaxy Z Foldシリーズが専用ペンに非対応となっているいま、手書き派のユーザーにとっては魅力的な乗り換え先となるはずだ。
moto pen ultraの単体価格は1万2000円。ただし、IIJの端末セットプランを購入した場合、先着順でこの専用ペンが無料で付属するキャンペーンも用意されている。
大画面を活かす充実のオンデバイスAIとデバイス間連携機能
基本スペックとして、プロセッサにはSnapdragon 8 Gen 5を採用し、12GBのメモリ、256GBのストレージを搭載。あらゆる動作をスムーズかつ快適に行うことができるハイエンド仕様だ。
AI機能も大幅に強化されている。GoogleのGeminiや独自のmoto aiに加え、オンデバイスで動作するリアルタイムAI翻訳機能が搭載された。翻訳機能には、外国語の会話を聞き取る一方向の「通訳モード」と、画面を分割してカフェでの注文などで使える双方向の「対面モード」が用意されており、言語パックをダウンロードすることでオフラインでもスムーズなコミュニケーションが行える。
また、今後のソフトウェアアップデートによって、PCやタブレットとシームレスに連携する機能が追加される予定。さらに、iPhoneのAirDropとのファイル共有機能への対応も検討されており、OSの垣根を越えたデータのやり取りが容易になる見込みだ。
FeliCa対応や価格戦略、今後の展開と発売日
日本市場での展開にあたり、本機はおサイフケータイ機能に対応している。グローバルでの発表から日本での発売までに時間がかかった理由の1つは、このFeliCa対応の開発に時間を要したためとされている。
国内ではまずオープンマーケット向けに展開され、当面はIIJとのパートナーシップを優先して販売が行われる。なお、横折りモデルが登場したことで従来のフリップモデルが終了するわけではなく、今年度のrazrシリーズは本機が最後ではないことも明言されている。
価格については、昨今のメモリ価格高騰の影響もあり、モトローラ公式オンラインストアでは29万9800円とプレミアムな設定となっている。しかし、IIJでは19万9800円で購入可能と、お得に手に取れる販路も確保された。発売日は8月4日予定となる。
文/佐藤文彦
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