同僚や上司、部下との親交を深めることを目的として行われる社内懇親会。社内の人間関係が昔と比べて希薄になりがちと言われる今、実際のところ、どれくらいの企業が開催しているのだろうか?
くるめしはこのほど、全国の20歳以上~59歳の男女600人を対象に「オフィスでの飲食シーンの実態調査」を実施し、その結果を発表した。
52.3%の企業で懇親会を開催!昨年対比で実施企業が9.5%増加
52.3%の企業で社員同士の懇親会が開催されていた。昨年と比較すると、その割合は9.5%増加している。
社内(オフィス)を会場として懇親会を開催している企業の割合は46.8%だった。さらに、社内・オフィスでのみ実施している(社外では開催していない)企業は全体で20.1%という結果がみられた。
懇親会を実施している企業の割合を企業規模別でみると、大企業が61. 0%、中小企業が51.0%、スタートアップ・ベンチャーでは45.5%となり、企業規模が大きくなるほど実施率が高くなることがわかった。
社内懇親会の目的は「社員間の交流目的(63.8%)」ただし、企業規模によって開催目的が異なる
社内懇親会を開催する目的について聞くと、「社員間の交流目的」がもっとも多く、63.8%で昨年から約9%増加している。
大企業と中小企業においては「社員間の交流目的」という回答が69.2%・69.4%と高い割合を占めていた一方、スタートアップでは49.1%にとどまっている。一方、スタートアップでは「理念や社風の浸透目的」と「社内の情報(経営情報)共有」が大企業・中小企業より10%以上高い回答となった。
また、スタートアップでは「モチベーション向上目的」の回答が42.1%と昨年から19.4%アップしている。昨今の人材不足の影響から、スタートアップでは従業員の満足度・エンゲージメント向上のために懇親会を積極的に開催しているのかもしれない。
懇親会の会場をオフィスとするメリットは「気軽に開催できるから(32.9%)」
懇親会を社内・オフィスで開催するメリットは「移動時間がない(32.8%)が最も多く、以下、「安価で済ませることができる(26.5%)、「気軽に参加できる(25.5%)」と続いた。
社内で懇親会の開催時間でもっとも多いのは、昨年から変わらず「18時以降(52.9%)」となった。一方で、「12時~14時」のランチタイムの開催が昨年12.7%から18.1%と5.4%増加している。
中でもスタートアップでは、「12時~14時」の実施割合がもっとも多く29.8%という結果となった。
フル出社が最も多く65.3%。ハイブリッドスタイルは約5%増加
現在の就業スタイルについて、65.3%がフル出社(週5日出社)で、昨年から6.4%減少している。出社とリモートのハイブリッドスタイルが、4.6%増加し、21.3%となった。
企業規模別で就業スタイルをみたところ、中小企業のフル出社率がもっとも高く79.0%。ハイブリッドスタイルでの就業はスタートアップが12%増加しもっとも高い割合となっている。
フル出社(週5日出社)でも、10%以上がコミュニケーション量に不満をもっている
職場でのコミュニケーションに不満がある層は約60%で、もっとも多い不満は「業務に対するフィードバックがない(24.8%)」となった。交流や気軽な会話が少ないと感じている人も、それぞれ、13.5%・21%みられた。
この結果を、就業スタイルとかけ合わせると「気軽な会話(雑談)が少ない」と回答している人は、フル出社(週5出社)で19.9%、ハイブリッドの人で28.9%となった。
現在、出社回帰の流れがあるが、出社しただけでは、社員同士のコミュニケーションの機会が十分とは言えないのかもしれない。
<調査概要>
2026年度「社内懇親会」に関する調査
調査対象:全国、20歳以上~59歳の男女 600人
調査方法:インターネット調査
調査実施時期:2026年4月
出典元:株式会社くるめし
構成/こじへい




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