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仕事メールの文末に「!」が使われたらどう思う?20代と30代は「親しみや安心感」、40代と50代は「不適切」

2026.07.10

リモートワークが定着し、ビジネスシーンにおいてテキストベースでのコミュニケーションが増えつつある昨今。チャットやメールでやり取りする機会も増加する中、文末に付ける「。」や「!」について、どのような考えを持ち人が多いのだろうか?

キャリアデザインセンターが運営する女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』はこのほど、働く女性248名を対象に「職場のコミュニケーション」に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。

6割以上の人が「電話」にストレスを感じる

【Q.1 職場のコミュニケーション、手段別にどれくらいストレスを感じる?】

職場でのコミュニケーションについて、手段別にどの程度ストレス(ハードルの高さ)を感じるかを尋ねたところ、「電話」にストレスを感じる人の割合が最も多く、「とても感じる」(25.7%)と「やや感じる」(35.9%)をあわせると61.6%がストレスを感じていることがわかった。

一方で「メール」「チャットツール」は(ストレスを)「あまり感じない」「感じない」と回答した人の割合が約4割で、テキストコミュニケーションにはストレスを感じない人が多い傾向が見て取れた。

ストレスを感じるコミュニケーション手段の1位である「電話」について、年代別で見たところ、「とても感じる」と「やや感じる」を合計した回答率は、20代69.6%、30代64.7%、40代57.7%、50代52.3%となっており、年代が若いほど電話にストレスを感じる傾向があることがわかった。

仕事の「!」に20代30代は「親しみや安心感」、40代50代は「不適切」を感じる

【Q.2 仕事のチャットやメールで文末に「!」が使われていると、どう思う?】

仕事のチャットやメールで「!」が使われている場合の印象を尋ねたところ、「親しみや安心感がある」は、20代50.0%、30代33.8%で最も多い回答となった。年代が上がるにつれ減少し、40代は27.5%、50代では30.0%となっている。

一方で40代と50代は「ビジネスの場では不適切だと思う」という回答が、40代31.9%、50代33.3%で、最も多い回答となった。

【Q.3 チャットやメールで文末が「。」で終わっていると、どう思う?】

社内のチャットやメールで、文末が「。」(句点)で終わっている場合の印象を聞いたところ、「丁寧でマナーが良い」が、20代35.3%、40代47.9%、50代60.0%で最も多く、30代は「簡潔で分かりやすい」36.4%が最も多い回答となった。

一方で、「冷たい・距離感を感じる」は、20代29.4%に対して、30代21.8%、40代10.4%、50代5.0%と、年代が上がるにつれて割合が少ない結果となった。

62.9%が勤務時間外の仕事の連絡が「気になる」

【Q.4 勤務時間外に仕事の連絡が来たらどうする?】

勤務時間外に来る仕事の連絡についての対応を尋ねたところ、「緊急度を判断し、重要なら対応する」(55.2%)が最も多い回答で、「すぐに確認して返信する」(16.5%)が続いた。

一方で「確認はするが、返信は翌営業日にする」(7.7%)、「勤務時間外は意図的に連絡を見ない」(10.9%)を合わせると、18.6%の人が勤務時間外の連絡には対応をしないことがわかった。

【Q.5 勤務時間外の連絡について、どう感じる?】

勤務時間外の連絡に対する考え方を尋ねたところ、「やや気になってしまう」(33.5%)が最も多く、「非常に気になってしまう」(29.4%)と合わせると、62.9%の人が勤務時間外の連絡が気になってしまうと回答した。

「あまり気にならない」(6.5%)、「全く気にならない」(3.2%)と回答した人は合計9.7%にとどまり、勤務時間外の連絡を気にしない人は少数派ということが明らかになった。

職場のコミュニケーションで世代間ギャップを感じるのは67.4%

【Q.6 職場のコミュニケーションで「世代間ギャップ」を感じることはある?】

職場のコミュニケーションにおける世代間ギャップを感じるかどうか尋ねたところ、「ややある」(45.6%)が最も多く、「とてもある」(21.8%)と合わせると67.4%の人が、職場のコミュニケーションにおいて何らかの世代間ギャップを感じていることがわかった。

【Q.7 「世代間ギャップ」は、具体的に何?】

職場のコミュニケーション上で感じる世代間ギャップの具体的な内容については、1位「言葉遣い・敬語」が39.5%、2位「ハラスメントの基準」が37.9%、3位「連絡手段の好み」が35.9%と上位を占めた。

コミュニケーションの手段や表現方法による価値観の違いが、世代間ギャップを生んでいる様子がうかがえる。

■今回のアンケート考察 女の転職type編集長・小林佳代子氏

近年、多くの企業でリモートワークが定着し、チャットを中心としたテキストコミュニケーションが日常的になりました。特に、デジタルネイティブである若い世代は、プライベートでもテキストの連絡が中心のため、電話のようなリアルタイムのやり取りに不慣れ。ビジネスチャットですら「意見をまとめて返信したい」と既読スルーをしがちという話もよく耳にします。「電話」という手段そのものに高いハードルやストレスを感じる人が多いのも無理はありません。

さらに、こうした「テキスト中心の文化」を背景とした世代間ギャップも生じています。興味深いのは、同じ記号や表現でも受け取り方が世代によって異なる点です。特に20代・30代にとって、テキストは単なる情報伝達ではなく、感情や温度感を伝える手段。そのため、文末の「。」(句点)に「冷たさや怒り」を感じ、「!」に「親しみや安心感」を抱きます。一方で、従来のビジネスメールや対面・電話のマナーを重んじてきた40代・50代からすれば、「。」こそが丁寧であり、「!」はビジネスの場にそぐわない不適切なものと映る傾向があるのです。

約7割が世代間ギャップを感じているという結果からもわかるように、コミュニケーションの「正解」は一つではありません。重要なのは、自分にとっての常識が、相手にとっても同じだと考えないことです。「どちらが正しいか」ではなく多様な価値観を前提として「相手はなぜそう感じるのか」を理解しようとする姿勢が、円滑な職場コミュニケーションの第一歩になるのではないでしょうか。

<調査内容:第132回「教えて!職場のコミュニケーション」 / データで知る「女性と仕事」>
・調査期間:2026年5月8日~5月14日
・有効回答数:248名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート

出典元:女の転職type(株式会社キャリアデザインセンター)

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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