ボーナスで投資をはじめたくても怖いなら“100円から”?
投資をはじめたいと思っていても、「一気に入金して株投資をすると失敗する」と怖がっている人もいるかもしれないが、そんな人にもできる方法がある。楽天証券では株式投資も「最初はボーナスの一部で100円から投資」できるからだ。そして、使わないボーナス分のお金を「楽天・マネーファンド(MRF)」に預けて様子見をするテクニックもある。
これらを使うことにより「思ったよりもボーナスの額を受け取れなかった人」、「そもそもボーナスがない人」も投資をはじめられ、併せてポイ活やお小遣い稼ぎまで絡めることができたりするのだ。
■1株から買える「かぶミニ®」
まず「かぶミニ®」から紹介しよう。「かぶミニ®」とは単元未満株のことで、通常は1単元が100株の場合は100株単位で売買されるが、「かぶミニ®」を使えば1株から株購入ができる。
たとえば、ソフトバンク(9434)を例にあげると、株価はリアルタイム取引で209.4円。単元100株だと2万円ほど必要だが、「かぶミニ®」では1株単位、約200円で買える。※株価は調査時、以下同様
・現物取引、「買い注文」の「かぶミニ®(単元未満)買い注文」を選ぶ
・リアルタイム取引、数量は1株より買える
・ポイントも利用できる
・成行(なりゆき、売買価格を指定せず即時で売買する)」か「指値(さしね、いくらで買いたいか金額を入力する)」を選ぶ
・この時、株価は209.4円で、「成行」にすると約定代金210円
ちょっとしたテクニックだが、楽天証券の「かぶミニ®」ではリアルタイムではスプレッドがかかってしまうため少し高くなる(209.4円の株価に対して210円)、そのため筆者は「寄付」で買うことが多い。
例えば、もし欲しい銘柄が「かぶミニ®」対象で「分割後100株で株主優待をもらえる銘柄」であれば、配当金などの入金タイミングで1株ずつ買っていくこともできる。
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また、株価急落局面では「もっと下がるかもしれない」と単元で買うのが怖くなるが、1株単位ならそこまで怖くなく、打診買い(少量のポジションをお試し買い)できる。
「かぶミニ®」ではポイントを使うこともでき、マイメニューから「ポイント設定・SPU」を選び、マイメニューから「ポイント設定・SPU」を選び、(1)国内株式 現物買付・積立(単元未満株式買付を含む)を「利用する」にして、(2)毎月の利用上限も設定しておこう。
■値段設定して買える「かぶピタッ®」
楽天証券では、金額指定取引の「かぶピタッ®」もあり、現在、NISA成長投資枠のみの取引。100円から投資でき、1株未満の保有でも配当金を受け取ることができる(配当金の1円未満は切り捨て)。
現物取引、「買い注文」の「かぶピタッ(金額指定)買い注文」を選ぶ
・金額は100円以上、1円単位で買える
・ポイントを使用できる
・口座区分はNISA成長投資枠
・この時、株価は209.7円だが1株にも満たない「100円分」を指定して買うことができる
・しかもポイントを「利用する」を選べばポイントで買える
NISA成長投資枠の残額をぴったり使い切ることができるほか、値がさ株(1単元を買うために多くのお金が必要な銘柄)も指定金額ぴったりで買える。値がさ株も単元で買うのは怖くても少額なら買いやすい。そしてポイントが使えるため、「お買物で予想以上にポイントがたくさんついたから投資をはじめてみようか」といったように挑戦しやすいと感じる人もいるはずだ。
■「楽天・マネーファンド(MRF)」で当面使わないお金を置いておける
ボーナスが出たからといって、割高水準の株を買うと含み損になってしまうこともあるため、「株価が大きく下がった時には投資資金に回したいが、当面使わない予定」という人もいるはずだ。それならば、「楽天・マネーファンド(MRF)」に預けておくのも一つの案だ。
「楽天・マネーファンド(MRF)」は元本割れリスクが低い商品で、株を買うタイミングを待ちたい時に利用しやすい。
6月25日~7月1日の平均利回りは、税引前で0.876%/年(7日間の分配金実績)。
これだと20万円預けた場合の7日間の分配金は
20万円×0.876%÷365×7=33.6
33円が受け取れる。
実際、我が家の子ども名義の口座で、6月に配当金が入金されたのですぐには再投資せずに「楽天・マネーファンド(MRF)」に預けてみた。現在9万3,955円(追加中450円)で、7月に入って3日間の累計だけでも12円受け取れることがわかっている。
分配金は、毎月の月末最終営業日の前営業日に1ヶ月分が自動的に「楽天・マネーファンド(MRF)」の運用額に追加されるしくみだ。筆者のスタンスとしては一時的に置いておくために使い、もし、子どもの欲しい株が出てきたり、株価が暴落したりするなら「引き出す」を選べばよいかと思っている。
もし、余力があるなら合計100万円以上を「楽天・マネーファンド」に預けることで、ポイントが当たるキャンペーンにも参加できる。期間は8月31日まででエントリー必要。このキャンペーンでは5人に10万ポイントが当たる。
■(おまけ)楽天銀行の「配当金プログラム」
楽天証券と一緒に利用できる楽天銀行の「配当金プログラム」もある。これは、株式配当金を楽天銀行の口座で受け取ることで件数に応じて現金がプレゼントされるもの。配当金の件数に応じて入金されるので、嬉しいと感じる人もいるはずだ。
・1件につき10円受け取れる
・ハッピープログラムの会員ステージ上げにも
まずはエントリーしておこう。毎月のエントリーが必要だ。ここでの注目は、紹介した「かぶミニ®」や「かぶピタッ®」でも無配でなければ配当金は出ることで、少額でも株式配当金の振込があるごとに「配当金プログラム」は対象になる点。1銘柄では10円だが、2銘柄は20円、3銘柄で30円と増えると考えると、参加できたらなかなか大きい。こういった制度を利用することで、「株数を増やしてみよう」と思えるようになり、自然と分散投資ができてリスク回避になったりする。もちろん、楽天証券だけではなく、他の証券会社の配当金を楽天証券で受け取るように設定もできる。
ただし、NISA口座で国内株式の配当金等を非課税にするためには、配当金受取方法を「株式数比例配分方式」に設定しているため、どうしても「配当金プログラム」条件の対象外となってしまう点が悩ましい。逆にNISA口座を開設しているのなら、この「配当金プログラム」対象なので毎月開催されていないかチェックしてみよう。
文/谷口 久美子




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