IMPORTHTML関数の基本やよく使う条件を、図解を交えながら分かりやすく解説します。Googleスプレッドシート初心者でも、読み終わるころには実務で使えるようになります。
目次
IMPORTHTML関数とは
IMPORTHTML関数は、Webページ内にあるHTML形式の表(table)やリスト(list)をGoogleスプレッドシートへ取り込むための関数です。
例えば、以下のようなデータを自動取得できます。
⚫︎イベントの日程表 ⚫︎ランキング表 ⚫︎商品比較表 ⚫︎統計データ |
一度設定すれば、元サイトの情報更新に合わせてスプレッドシート側も更新されるため、定期的に確認するデータの管理に向いています。
IMPORTHTML関数の基本構文
IMPORTHTML関数は、Webページ上にある表(table)やリスト(list)のデータをGoogleスプレッドシートへ自動で取り込む関数です。
基本的には、以下のように記述します。
=IMPORTHTML(“URL”,”種類”,番号)

『URL』には取得元のページ、『種類』にはtableまたはlist、『番号』には取得したい表やリストの順番を指定します。
IMPORTHTML関数の使用例と手順
実際に、以下のページからWBCの配信日程表を取得する手順を解説します。
関数の使い方を把握するためにも、実例をチェックしておきましょう。
◾️STEP1:目的の表を探す

Webページには複数の表が存在することがあります。
例えば、上記の記事からWBC配信日程を抽出したい場合は、該当記事内に表がいくつあるのかチェックし、抽出したい表が何番目になるのかを確認しましょう。
もし、表の数が多いときや何番目になるのかが分からないときは、数式内の番号を1つずつ変更して自分が抽出したい表が出てくるかをチェックするのがおすすめです。
◾️STEP2:WBC配信日程表を取得する
目的の表が3番目だった場合は、次の数式を使用します。
=IMPORTHTML(“https://dime.jp/genre/2094433/”,”table”,3)

これでWBCの配信日程表をスプレッドシートへ自動取得できます。
IMPORTHTML関数とIMPORTXML関数の違い
Googleスプレッドシートの『IMPORTHTML関数』と『IMPORTXML関数』は、どちらもWebページの情報を取り込むための関数ですが、取得できるデータや用途が異なります。
IMPORTHTML関数は、Webページ内の『表(table)』や『リスト(list)』を手軽に読み込めるため、公開されている表形式のデータを取得したい場合に適しています。
一方、IMPORTXML関数はXPathを指定して、見出しや本文、リンク、価格などページ内の任意の要素を取得できる点が特徴です。
IMPORTHTML関数が使えないケース

IMPORTHTML関数は便利な関数ですが、使えないケースもあります。
Webページで指定をしてもエラーが出る場合は、以下のパターンに当てはまっているかもしれません。
⚫︎JavaScriptで生成される表 ⚫︎ログインが必要なページやアクセス制限がかかっているページ ⚫︎HTMLのtable・ul・olタグ以外のデータ ⚫︎URLや種類の指定ミス |
データの抽出ができない場合は、IMPORTXML関数やApps Scriptなど別の方法を検討してみるのもよいでしょう。
IMPORTHTML関数を使う際の注意点
IMPORTHTML関数を使って表やリストを抽出したときに、途中で問題が発生するケースもあります。
例えば、以下のような点には注意しましょう。
| ⚫︎Webサイトのレイアウト変更によって数式が機能しなくなることがある ⚫︎テーブル番号(index)が変わると、別の表を取得してしまう場合がある ⚫︎IMPORT系関数を多用すると、シート全体の動作が重くなることがある |
引用元のページの変更や、多用には気を付けることがポイントです。
まとめ
IMPORTHTML関数は、GoogleスプレッドシートでWebサイトの表やリストを簡単に取り込める便利な関数です。
日程表やランキング、統計データなどを自動取得できるため、情報収集の効率化に役立ちます。特に公開データを定期的に確認したい場合に便利です。
一方で、JavaScriptで生成された表やログインが必要なページには対応できないため、その場合は別の方法を検討しましょう。
構成/編集部




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