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IMPORTRANGE関数とは?別のスプレッドシートからデータを取得する関数の便利な使い方

2026.08.13

IMPORTRANGE関数の基本やよく使う条件を、図解を交えながら分かりやすく解説します。Googleスプレッドシート初心者でも、読み終わるころには実務で使えるようになります。

IMPORTRANGE関数とは

IMPORTRANGE関数は、別のGoogleスプレッドシートからデータを取得するための関数です。

例えば、部署ごとに管理しているファイルのデータを集計用シートにまとめたり、共有ファイルの内容を別のシートで活用したりする際に利用できます。

データ元が更新されると、参照先にも自動で反映されるため、手作業での更新作業を減らせるのが特徴です。

IMPORTRANGE関数の基本構文

IMPORTRANGE関数の構文は次の通りです。

=IMPORTRANGE(“スプレッドシートURL”,”シート名!範囲”)

引数には以下を指定します。


 ⚫︎スプレッドシートURL:参照元ファイルのURL


 ⚫︎シート名:データが保存されているシート名


 ⚫︎範囲:取得したいセル範囲

IMPORTRANGE関数の基本的な使い方

IMPORTRANGE関数の使い方を、サンプルデータを使って説明します。

参照元ファイル名は『実際のスプレッドシートURL』、シート名は『テスト』とします。

別のスプレッドシートで次の数式を入力します。

=IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/*********(実際のスプレッドシートURLを入力)”,”テスト!A1:A3″)

初回のみ『アクセスを許可』というボタンが表示され、クリックするとデータの取得が開始されます。

別のスプレッドシートに、参照元ファイルと同じ内容が読み込まれました。

列全体を取得する方法

今後参照元のスプレッドシートに、データが増える可能性がある場合は、範囲ではなく列全体を指定すると便利です。

=IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/*********(実際のスプレッドシートURLを入力)”,”テスト!A:A“)

この方法ならA4セル以降に新しいデータが追加されても、自動的に取得できます。

ただし、不要な空白セルまで参照するため、データ量が多い場合は処理が重くなることがあります。

IMPORTRANGE関数でよくある#REF!エラーと対処法

IMPORTRANGE関数ではいくつかのエラーが発生することがあります。

#REF!エラーが起きる主な原因は次の通りです。


 ⚫︎アクセス許可を実行していない


 ⚫︎参照元ファイルへの権限がない


 ⚫︎URLやシート名が間違っている

もしエラーが表示されたときは、まずセルに表示される『アクセスを許可』をクリックしましょう。

解決しない場合は、参照元シートの共有設定の確認も必要です。

IMPORTRANGE関数とFILTER関数との組み合わせ

FILTER関数を利用して、条件に合う行だけ表示することも可能です。

テストシートの指定した範囲(A1~A3)から、条件『Aだけ』を抽出します。

=FILTER(IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/*********(実際のスプレッドシートURLを入力)”,”テスト!A1:A3″),IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/*********(実際のスプレッドシートURLを入力)”,”テスト!A1:A3″)=”A”)

条件として指定した『A』のみが表示されます。

少数の条件抽出であれば、直感的に利用できる便利な関数です。情報が多数の場合は、QUERY関数も役立ちます。

IMPORTRANGE関数を使う際の注意点

IMPORTRANGE関数を利用する際は次の点に注意しましょう。


 ⚫︎初回はアクセス許可が必要


 ⚫︎参照元ファイルへの閲覧権限が必要


 ⚫︎範囲を広げすぎると処理が重くなる


 ⚫︎同じシート内で大量に使用すると更新速度が低下するリスクがある

特に大規模なデータを扱う場合は、必要な範囲だけ取得することが重要です。

まとめ

IMPORTRANGE関数は、別のGoogleスプレッドシートからデータを取得できる便利な関数です。

基本構文はシンプルで、初回のアクセス許可を済ませれば自動的にデータを同期できます。また、他の関数と組み合わせることで条件抽出なども可能です。

例を参考に、IMPORTRANGE関数の基本的な使い方から試してみましょう。

構成/編集部

Author
IT企業に入り、新卒の頃に外資コンサル出身の先輩から分析やExcelの使い方、お作法を学び、それ以降マーケティングや事業管理や営業企画など幅広い役割で業務をする中で、常にExcelを実務で利用。 社内で新人向けにExcel研修などを実施するなどもして自分だけではなく周りに教えることも実施。 ExcelやGoogleスプレッドシートをつくるときに気をつけていることは、作成者のことを知らなくてもシートを見たら意図が伝わり、自分のものに感じられるシートづくり。 最近では生成AIを使って複雑な関数やマクロやGASなども組み、業務を効率化している。 2025年からライター業務も開始し、記事の監修なども実施

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