高齢社会に適した情報インフラ構築を掲げる株式会社エス・エム・エスでは、同社が運営するリフォーム会社紹介サービス「ハピすむリフォーム」において、全国の加盟リフォーム事業者159社を対象とした「建築資材・住宅設備価格の変動に関する調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
本調査は、ホルムズ海峡周辺等の中東情勢の緊迫化やナフサ不足に伴う、資材の納期遅延や価格高騰への影響について、その実態を把握することを目的としたものだ。
調査結果詳細
■62.9%のリフォーム事業者が「ナフサ不足緩和の兆候なし」と回答

■42.8%のリフォーム事業者が前年同期比で20%以上の仕入れ価格上昇を経験
10.7%のリフォーム事業者については、30%以上仕入れ価格が上昇していると回答している。

■納期に関して46.5%のリフォーム事業者が前年同期比で1か月以上長期化していると実感
94.3%のリフォーム事業者が、1週間以上納期が長期化していると回答している。


■価格に影響が出ている商材・工事TOP3は「塗料・接着剤」「ユニットバス(浴室設備)」「断熱材」

※事業において、建築資材・住宅設備の「価格」による影響があると回答した事業者への質問
■納期に影響が出ている商材・工事TOP3は「ユニットバス」「塗料・接着剤」「断熱材」

■資材価格の変動、69.8%のリフォーム事業者が販売価格へ反映する一方で17.6%は自社で吸収

■実施している工夫・対策の上位は「顧客への事前説明の強化」「工期調整の柔軟化」「早期の在庫確保と発注」

■61.0%のリフォーム事業者が顧客対応策として「納期に余裕をもったスケジュールで進める」

調査結果の総括
今回の調査結果では、リフォーム事業者の62.9%が、5月末時点では納期への影響や供給不足について緩和(改善)の兆しを感じないと回答した。また、前年同時期に比べ、42.8%の事業者で仕入れ価格が20%以上上昇したほか、納期については46.5%が1か月以上長期化していると回答。
建築資材・住宅設備を取り巻く環境に対し、中東情勢の影響が色濃く反映されている様子が推察できる結果となった。
なかでも、ナフサ不足が話題となっているように、「塗料・接着剤」や「ユニットバス(浴室設備)」について、価格や納期への影響が大きいことも確認できた。
価格変動に応じて、69.8%のリフォーム事業者が販売価格への反映を進めているものの、17.6%は価格への転嫁をしていない実態や、顧客対応に関しては「事前説明を強化する」など、コミュニケーションにて対応していることが判明。
また、「物が入らないのはどうにもならない」といった資材調達に関してのコメントも寄せられており、事業環境について苦しんでいる状況も見えてくる。
■調査概要
実施期間:2026年6月1日(月)~2026年6月5日(金)
調査対象:全国のハピすむリフォーム加盟店(リフォーム事業者)
回答総数:159社
調査方法:Webを使用したアンケート
◎調査結果の詳細はこちらから https://hapisumu.jp/2026-naphtha-shock-survey/
関連情報
https://hapisumu.jp/
https://www.bm-sms.co.jp/
構成/清水眞希







DIME MAGAZINE












