【DIMEからの質問】
サッカーのどんなところに魅力を感じていますか?
【小林先生の回答】
選手も観客も、人間の本性・本質が剥き出しになるところです。

ユースチーム監督・福田達也が現役時代にスペイン1部でプレーした際にはバルセロナとも対戦。9万人のサポーターによる圧倒的アウェイの状況で福田が同点ゴールを決め、熱狂を巻き起こす。
【DIMEからの質問】
『アオアシ』の連載を開始後、現実のサッカーの〝見方〟にどんな変化がありましたか。
【小林先生の回答】
次はここにパスを出すだろう、と考えながら見てます。
ただそんな素人の僕の予想なんておよびもつかないところに
パスが回るサッカーの方が、上手くいってて強いサッカーなんだなと、
試合を見るたびに感じるようになりました。
【DIMEからの質問】
最近のサッカー日本代表またはJリーグの試合を観ていて、どんな「成長」を感じていますか?
【小林先生の回答】
Jリーグは飛躍的に進歩してます。
ほんの十年前の試合を見たら、やっぱりパスの質や選手の強度は粗く見劣りしてしまう。
いつの間にかとんでもない位置まで、加速度的に成長したと思います。
ただ世界のサッカーはそれの数倍さらに進歩していて、
リーグ戦のレベルの差が縮まってるとは思いません。
【DIMEからの質問】
日本代表の強化という点においてJリーグユースが貢献している部分や強みはどんな点にあると思いますか?
【小林先生の回答】
サッカーエリートの存在が、そうでない育成年代の選手を刺激し、高め合えること。
それ(Jユースクラブ)が日本の各地に点在できてること。
【DIMEからの質問】
2015年から連載を続けてきた10年間に日本のサッカーはどう変化したと感じていますか?
【小林先生の回答】
日本は欧州の背中を見てここまで飛躍的に進化を遂げましたが、
欧州のレベルアップはその上をいく飛躍性があり、
追いかけてるばかりでは無理だと思います。
日本独自の強みを最大限生かしてほしい。

育成の象徴であるバルセロナに所属した視点から、エスペリオンのトップチームの監督がJリーグの発展を評価する場面も。物語同様に最近はJリーグの下部組織が国際大会に出場するなど、日本の育成力を知らしめる機会は少なくない。
【DIMEからの質問】
小林先生にとってFIFAワールドカップとは?
【小林先生の回答】
向こう4年間の、祖国のサッカー人気の存亡がかかっているもの。
【DIMEからの質問】
連載中に開催された過去2回のW杯(2018年ロシア、2022年カタール)は、どのようにご覧になりましたか?
【小林先生の回答】
どれも素晴らしい経験で、行ってよかったです。
サッカーの大会というより世界最強のアミューズメントだと思いました。
サッカーの持つエネルギーは本当にすごいのだなと感動しました。

エスペリオンのトップチームには、国内外の代表としてW杯に出場した選手たちが所属している。練習に参加した葦人は、W杯に立つ彼らと同じピッチにいることに大興奮! いつかは自分も……と希望を抱く。漫画の物語でも現実の世界でも、サッカー選手にとってW杯は夢の舞台なのだ。

【DIMEからの質問】
国内外問わず中南米ワールドカップで注目している選手は?
【小林先生の回答】
久保(建英)選手ですかね。
彼のような経歴の代表選手は1人だけだと思うので。
自身の仕事の参考になる!仕事面に関する小林有吾先生のこだわり
選手やチームへの取材の際に心がけていたことは?
その選手がハッとする質問をぶつけること。
その選手の半生にのめり込むこと。
どこかで誰かに質問されたようなことは極力しない。
小林先生が仕事相手とのコミュニケーションで大事にしていることは?
尊敬してることをちゃんと伝えること。
新連載が期待される中、どんなことを大切にしながら準備を進めているのか?
売れることを1番に。
『アオアシ』の二番煎じのようにやってはいけない。
新しい表現、考えを取り入れていきたいです。
取材・文/高山恵 編集/田尻健二郎
©小林有吾/小学館 ©小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会 ©小林有吾・小学館/「アオアシ Season2」製作委員会
DIME最新号は躍進する日本サッカーの大特集、特別付録「アオアシ」ナップサック付き!!
Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入ドーハの悲劇から33年、日本サッカーの躍進は世界を驚かせています。いよいよ北中米ワールドカップが開幕を迎え、盛り上がりは最高潮へ…。
今月のDIMEでは、日本サッカー協会、Jリーグ、育成世代だけでなく、スポンサー企業の貢献など進化の舞台裏、立役者を独自の視点から徹底取材。驚きの事実が明らかに…!

かつてのサッカー日本代表があと一歩のところで届かなかったアメリカの地に、夢の祭典が再び帰ってきた。現在の代表チームが目指すのは、あくまで〝優勝〟。出場すらかなわなかった32年前を知る世代からすれば、考えられないほどの高い目標設定だ。
わずか30年でここまで代表チームが成長し、日本のサッカー文化自体も発展を遂げられたのはなぜか? その足跡をサッカー協会、Jリーグ、外国人監督、元日本代表のレジェンドたち、スポンサー企業など様々な視点で読み解く。
さらに『アオアシ』をはじめ、サッカー漫画がいかに日本サッカーの躍進に貢献したのか、元日本代表レジェンドたちにも取材もしました。
日本サッカー協会会長 宮本恒靖
日本サッカー協会名誉会長 田嶋幸三
Jリーグ チェアマン 野々村芳和
名古屋グランパス監督 ミハイロ・ペトロヴィッチ
ガンバ大阪 代表取締役社長 水谷尚人
元サッカー日本代表 戸田和幸
元サッカー日本代表 遠藤保仁
元サッカー日本代表 福西崇史
元サッカー日本代表 中村憲剛
『アオアシ』作者 小林有吾先生
お笑い界のサッカー通 カカロニ など豪華インタビューも!
サッカーという時代を彩り、人々を熱狂させてきたトレンドの背景を読み解く、一大特集になっていますのでご期待ください!
【特別付録】「アオアシBlueナップサック」
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