固定資産税の納付書はいつ届く?期限はいつまで?万一、納付書を紛失したら再発行は可能?など、固定資産税の納付に関する基礎知識とお得に納める方法についてまとめた。
目次
土地や家を所有していると毎年必ず納める固定資産税。「期限はいつまで?」「納付書を紛失したら再発行できる?」といった疑問を持つ人は少なくない。そこで本記事では、固定資産税の納付に関する基本的な情報を整理し、手数料や手間を抑えてお得に納める方法まで解説する。
固定資産税の納付書はいつ届く?納付の時期と期限
固定資産税の納付書が届く時期や納付期限は、自治体によって異なる。まずは自分が暮らす地域のスケジュールを把握しておこう。
■固定資産税の納付書が届くのは4〜6月ごろ
固定資産税の納税通知書は、毎年4〜6月にかけて各自治体から送付される。東京23区の場合は6月上旬だが、年度によって発送日が異なるため、東京都主税局の案内を確認しよう。発送からは数日〜1週間程度で手元に届くことが多い。
■納付は年4回分割が基本、一括払いも可能
固定資産税は年4回の分割納付が一般的だ。一括払いも可能だが、割引はなく、合計税額は変わらない。多くの自治体では一括払い用の納付書と第1期〜第4期の各期分の納付書が同封されている。
納付期限は自治体ごとに異なるため、届いた納付書の期限を必ず確認しよう。納付期限を過ぎると延滞金が発生し、所定の利率を上乗せした税金を収めなければならないので注意が必要だ。
固定資産税の「納付書をなくした」「納付書が届かない」場合の対処法
納付書はうっかりなくしてしまっても再発行が可能だ。ただし自治体での手続きが必要になるうえ、再発行後も納付期限は変わらないため、気づいた時点で早めに対応しよう。
■固定資産税納税通知書の再発行は市区町村の担当窓口(東京23区は都税事務所)へ
納付書の再発行は、課税対象資産の所在地にある市区町村が窓口となる。たとえば、東京23区であれば、対象の固定資産が存在する区の都税事務所に問い合わせよう。固定資産税は地方税なので、国税を扱う税務署は管轄外となる点に注意したい。
■期限が過ぎた納付書の扱いと納税証明書の取得
東京23区の場合、期限切れになった納付書でも金融機関・郵便局・コンビニで納付できる場合がある。ただし自治体によって扱いが異なるため、手元の納付書が使用できるかどうかは住まいの自治体に確認しよう。期限後の納付には延滞金が加算される点にも注意したい。
納付の事実を証明するためには、コンビニ窓口などで受け取った領収印付きの受領証・レシート、または納税証明書が必要となる。不動産の売買や住み替えを控えている場合は、受領証・納税証明書が必要となるケースが多いため、即日発行される方法を覚えておくと役立つだろう。
その他の納税証明書の取得方法は、市区町村の役所窓口、郵送、またはオンライン請求などで申請可能だ。必要に応じて住まいの自治体での申請方法を調べてみよう。
固定資産税の主な納付方法は?
固定資産税の納付には複数の方法がある。現金払い・口座振替・スマホ決済アプリ・クレジットカードなど、それぞれの特徴を知り、状況や目的に合わせて選択しよう。
■現金払い・口座振替・ペイジー
現金払いは金融機関・郵便局・コンビニ窓口で納付する方法だ。コンビニ窓口で納付した場合は領収印付きの受領証やレシートをすぐに受け取れるので、納税証明がすぐに必要な場合に便利だ。ただし、コンビニでの現金払いはバーコード付きの納付書のみの対応となる。バーコードのない納付書は金融機関や市区町村の窓口で手続きしよう。
口座振替は、銀行口座から自動で引き落とされる方法。一度手続きを済ませておけば、毎回窓口へ出向く手間が省け、納付忘れも防げる。ただし、口座の残高不足には注意しよう。領収書も発行されないため、必要に応じて納税証明書などを活用したい。
ペイジーは、インターネットバンキングやATMを使って自宅などから納付できる方法だ。手数料はかからないが、口座振替と同じく領収書は発行されない。ペイジーマーク付きの納付書のみ対応している。
■スマホ決済アプリ・クレジットカード・電子マネー
スマホ決済アプリは、納付書のバーコードまたは地方税統一QRコード(eL-QR)をスマートフォンで読み取って納付する方法だ。PayPay・楽天ペイ・au PAY・d払いなど多くのアプリが対応しており、手数料無料・24時間対応で納付できる。バーコード方式は30万円以下の納付書のみ対応しているが、QRコード(eL-QR)方式の上限はアプリによって異なる。領収書は発行されない点に注意しよう。
クレジットカード払いは「地方税お支払サイト」からオンラインで納付する方法だ。カードのポイントが貯まる点が魅力だが、税額に応じたシステム利用料が発生する(最初の1万円まで37円、以降1万円ごとに75円加算・税別)。利用できる上限は1,000万円未満で、領収書は発行されない。
電子マネー(nanacoなど)は、コンビニ窓口で使える方法だ。コンビニ窓口で納付した場合は領収印付きの受領証やレシートを受け取ることができ、手数料も無料だ。支払い自体にポイントはつかないが、クレジットカードでチャージした際にポイントが貯まる仕組みを活用できる。ただし、多くの電子マネーは2026年6月時点でチャージ上限が2~5万円程度に設定されているため、納税額が大きい場合は対応できない。
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固定資産税をお得に納付する方法はある?

同じ税額を納めるのであれば、少しでもお得な方法が良いと考えるのが人情だ。ポイントを獲得しながら手数料無料で固定資産税を納付する方法もあるので、自分に合ったものを選ぼう。
■手数料ゼロでポイントを得るならスマホ決済アプリが有力
スマホ決済アプリは、手数料不要で使えるうえに、チャージして利用することでクレジットカードのポイントを獲得できるケースがある。たとえば楽天ペイを使う場合、楽天カードによるオートチャージを設定しておくと、チャージ分のポイントが貯まる仕組みだ。
ただし、決済アプリやクレジットカードは、仕様の変更・還元率の改定などが頻繁に起きるため、利用前に最新の情報を確認しておきたい。
■納税額が30万円を超える場合はクレジットカードを検討
税額が30万円を超える場合は、クレジットカード払いか金融機関窓口での納付が選択肢となるだろう。クレジットカード払いは手数料がかかるため、ポイント還元率1%未満のカードで支払うとポイントよりも手数料のほうが高くついてしまう。
反対に、ポイント還元率の高いクレジットカードを利用している人であれば、クレジットカード払いは選択肢の一つだ。たとえば、リクルートカードは2026年6月時点で還元率1.2%となっており、貯まったポイントをPontaポイントやdポイントに交換できるため使い勝手が良い。
※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。




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