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物価高に立ち向かうドンキの新ブランド「EDRP」が爆誕!PPIHグループの本気を垣間見た

2026.06.15

ドン・キホーテやアピタ、ピアゴ、ロビン・フッドを展開するパン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス(PPIH)。その店舗で展開するオリジナル商品体感展示会が行われた。その一部を紹介していこう。

顧客の“ダメ出し”で成長していくオリジナル商品

会場に入って最初に目に付いたのが『マジボイス最前線』の掲示。ドンキをはじめとしたPPIHでは、以前からHP上などで顧客からのいわゆる“ダメ出し”を集め、オリジナル製品の改善・改良を行っている。その反映度の実際を示したものだった。

その顧客からの声と、従来品と改良品の実物が並べられ、食品に追いては試食も実施。まだ試作品もあったが、試したり手にしたりすると、改善品は確かにダメ出し部分に改良が加えられていて、PPIHがどれだけ顧客本位でオリジナル商品を開発しているのかがよくわかった。

物価高騰に立ち向かう生活必需品の新ブランド『EDRP』爆誕!

次に目を引いたのが、PPIH グループの各店舗で6月から順次発売されている『EDRP(EveryDay Real Price)』。これは毎日に欠かせない生活必需品に特化したブランドで、生産から流通、パッケージまで、あらゆる部分のコストを切り詰め、品質はそのままに“安さ”を追求したブランド。

まず、パッケージのカラー印刷をやめて白黒に限定。そのうえで大量生産を行い、物流効率を意識してサイズを見直して低価格を実現した全26品目をシリーズ展開。例えば天然水は500mlで税込40円、スパゲッティは1000g入り税込214円(7月中旬以降発売)、150W×5パックのボックスティッシュで税込196円、25m×18ロールのトイレットペーパーは税込405円になっている。

担当者によると、1年以上前から企画と準備を進めていて、ナフサ不足や値上げラッシュのこの時期に偶然、合致したのだと言う。

日々の暮らしの中で毎日消費する生活必需品を低価格で提供してくれるのだから、消費者の強い味方になってくれるだろう。

PPIHの食品強化型新業態『驚楽の殿堂 ロビン・フッド』のオリジナル商品展開

“スーパーみたいでスーパーじゃない!”のキーワードで展開している『驚楽の殿堂 ロビン・フッド』。ドン・キホーテでも食品は展開しているが、そのディスカウントの遺伝子をさらに進化させたのが、「安」「得」「速」「楽」をコンセプトにしたロビン・フッドのオリジナル商品。パッケージにそのマークが付けられ、それぞれの商品がどんな特徴であるかが一目でわかるようになっている。

「安」は、メーカーとの共同開発や大袋化によって、味も価格も納得のコスパを実現した商品群。大人数や食べ盛りの子どもがいる家庭にとっては、大いに家計の助けになってくれるだろう。

「得」はPPIHの商品開発能力を活かした商品群。お手頃価格と高品質を両立した食品たちだ。手にしてみると、晩酌やおやつにちょっと贅沢感を出したい時や、健康志向の食べ物が欲しい時に役立ちそうな感じだ。

続いて「速」。こちらは読んで字のごとく、調理の“時短”と“美味しさ”の両立を実現したもの。共働き家庭や忙しくて美味しいものが食べたいけれど調理をする時間が取れないといった人に向いているような印象だ。

そして「楽」は、手軽さに特化した商品群。面倒な調理工程の手間を省きたい、料理にもうひと工夫が欲しいという時に役立つようになっている。

これらのマークによって、我々顧客は迷うことなく手にすることができ、目的に合った商品を買い物ができる工夫が施されているのだ。

生鮮食品も充実の品揃え

ロビン・フッドは肉類や魚介類といった生鮮食品も充実。また、これまで店舗のスペースの関係で置くことができなかったドンキでも、一部で取り扱いを始めている。

肉類はオリジナルブランドの国産『三ツ星』シリーズを展開。国内のPPIH指定農場で育てられた黒牛、麦豚、ハーブ鶏を揃える。

魚介類は、地中海で育った本マグロやPPIHが契約した信頼できる仲買人が豊洲市場から直仕入れたマグロ。肉類や魚介類は、手頃な値段ながら旨味と食感は一級品だ。

試食に用意された製品。左が「三ツ星黒牛」。黒毛和牛と乳用種の交雑牛で甘い脂が口の中に広がる。マグロは力強い弾力の食感で、そこから旨みが溶け出してくる感じだ。チリ・パタゴニアで生育したサーモンは身の締まりが良く、濃厚な旨みが広がってくる。銀鮭はチリで1度の真空冷凍のみで旨みを凝縮。焼き上がりがふっくらしていて、噛むとまろやかな旨みを感じる。

物価高の今だからこそ、アパレルも低価格で提供

ドンキで人気の『999(サンキュー)』シリーズの第3弾。第1弾と第2弾弾はジーンズだったが、今回はカラーパンツが登場。9色展開でストレッチ性も高く動きやすいので、履き心地も抜群だ。今回はフリースのジャケットも登場。9月販売開始の売り切り商品。生地が厚くポケットの中までフリース素材で保温性も抜群、そして軽い着心地の高品質。発売されれば即売り切れが予想されるので、見つけたら冬に備えてすぐに買っておくのがお勧め。

この機能でこの価格!? マジで使えそうなビジネスリュック

スマホにパソコン、タブレット…。今や仕事に必須のデジタルガジェット。ノマドワークを可能にしてくれる便利なアイテムだが、持ち歩くとなるとケーブルや充電器類も必要だ。するとバッグの中はどこに何が入っているのかわからないカオス状態になってしまう。それを解消するために生み出されたのが、通称『2階建てリュック』(未発売。予価9899円)。出し入れが多い小物は2階へ、大きなものは1階に入れれば荷物探しが楽になる。

一方で整理整頓なんていいから、とにかくたくさん入れておきたいという人は、通称『ぶっこみリュック』(未発売。予価9899円)。前後が大開きになり、荷物の出し入れが楽なうえに、仕切りがメッシュなので使いたいモノがすぐに見つかるように工夫されている。また、拡張性もあるので、少々荷物が増えても収納できる機能も備えている。

準個体セル搭載で業界最強クラスの耐久性を実現したモバイルバッテリー

最近はモバイルバッテリーの発火が話題になっているが、その危険性を低くしたのがこの商品だ。10000mAhで4949円、20000mAhで6599円と優しい価格。セルを準個体にすることで2000回の使用できる耐久性があり、毎日活用しても約5年間使用できるロングライフ設計。
しかも釘刺し試験・落下試験をはじめとした厳しい条件下で合格しているので、ノマドワークでも安心して持ち歩くことがきる。

ありそうでなかったマグネット式有線イヤホン

音楽リスニングでは完全ワイヤレスイヤホンが主流。でも、Bluetooth接続だと時に途切れることもある。そこで最近はリモートワークやビデオ会議用に有線のイヤホンをサブとして購入する人も増えているが、厄介なのが収納時に絡むケーブル。そこに目をつけたドンキでは、ケーブルにマグネット素材搭載したType-C有線イヤホン『MAGPHON』を開発。マグネットの力でケーブル同士が自然と引き合うので、収納・持ち運び時に絡みなしでコンパクトにまとまり、バッグなどからの出し入れもしやすい。“まとめる”から“まとまる”へ発想を転換させたイヤホンだ。

今年もやります、季節家電!

今年の夏も暑くなりそうだ。しかしエアコンだけに頼っていれば、電気代もうなぎ上り。そこでサーキュレーターや扇風機で室内の空気を循環させれば、冷房効率も上がり涼しく過ごせて電気代の心配も少なくなる。そしてドンキのサーキューレーターは“ド”風力。洗濯物の部屋干し乾燥にも使えるので一台二役。

また、屋外で使うのであれば、注目は写真奥中央のハンディファン。実際のドローンで使用される羽根とモーターを採用しているので、暴風域レベルの超強風暑さや不快感を吹き飛ばしてくれる。長寿命で発火しにくいリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているので安心だ。

パワフルなのに静音性が高くて髪にも優しいヘアドライヤー

風呂上がりには、とにかく早く髪を乾かしたい…。そんな時に役立つヘアドライヤーがドンキオリジナルブランドの『mical』から誕生した「エアリーモイストヘアドライヤー」(8778円)だ。

ターボモードにすると15.0m/sのパワフルな風で水分を吹き飛ばし、長い髪の人でも根元までしっかり乾燥させられる。

一方でSCALPモードでは約55度の低温風で頭皮を労わりながら、優しく乾燥。CAREモードにすると温風と冷風を自動で切り替えながら乾かすので、髪への熱ダメージを抑えることができる。そのうえ、マイナスとプラスのイオンを同時に放出するので、髪の広がりや静電気の発生を抑えてくれる。また、約384gの軽量設計なので取り回しも楽。これだけの機能を持って、この価格は嬉しい。

まだまだ、新商品や改善商品がたくさん展示されていたが、説明を受けながら一通り巡って感じたのは、ドンキを有するPPIHグループの本気度。それは新商品の開発とより低価格の追求だ。“マジボイス(顧客のダメ出し)”の意見をきちんと反映させながら、改良加える、“あったらいいな”の発想で商品を実現していく姿勢は素晴らしい。これからも大型小売業界をリードしていくだろう。

取材・文/松尾直俊

ドンキを展開するPPIHが超コスパPB「EDRP」をローンチ、白黒パッケージの導入など徹底したコストカットで低価格を実現

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、低価格PB「EDRP(EveryDay Real Price)」全26品目を2026年6月よりドン・キ…

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福岡県久留米市生まれ。編集プロダクション勤務後フリーランスに。筋トレやダイエットにスポーツ、健康情報を中心に、酒や食から80年代アイドル、アニメや特撮に加えてクルマやバイク、モノ関連まで書ける守備範囲が広いフリーの編集/ライター。難しい話をわかりやすく書くことを心がけています。

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