PCに2台以上のモニターを接続するマルチモニター環境。オフィスはもちろん、自宅でのテレワークでも作業効率アップのために取り入れている人が増えている。そこで、ここ最近急速に広がりを見せているモバイルモニターについて、注目度の高い2画面タイプを中心に紹介しよう。
\教えてくれた人/

オープンワーク
オフィス管理責任者
岩男淳一さん
転職・就職のための情報プラットフォームを運営し、ワーキングデータ分析も行なう同社内にて、ICT機器の整備などをしている。
各画面の割り当てを明確にするのがコツ

モニターの導入で共創力や生産性が高まる
コロナ禍以降、自宅と職場を賢く使い分けて働く〝ハイブリッドワーク〟のスタイルが当たり前になった。そんな時代のオフィスに求められるのが「チームの共創を生む」「個の生産性を最大化する」という、2つの役割だと、オープンワークの岩男淳一さんは語る。
「例えば弊社内では、自宅よりもいい環境を提供すべく、作業に集中しやすいブースを拡充させています。フリーアドレスエリアやミーティングエリアの各空間には、24または27インチのモニターを配備済み。いずれもQHD(2560×1440)以上のハイスペック仕様です。USB Type-CケーブルでPCの画面をすぐ表示できます」
オフィス管理責任者を務める立場から、岩男さんはモニターの重要性について次のように語る。
「小さなひとつの画面で作業するノートPC単体とは異なり、表示領域の広い外付けモニターがあることで、ウインドウを切り替える頻度が減り、資料作成時のスピードは確実にアップします。視線を高く保てるのも大きいです」
岩男さんがマルチモニター環境を活用する際、各画面への割り当てを明確にしているそうだ。
「例えばPowerPointを使った資料作成は、表示領域の広い外付けのモニター(=メイン画面)で行なっています。一方、ノートPC側のモニター(=サブ画面)では、メールやチャットといった通知関連のアプリを配置するなど、表示内容を物理的に分けるのがポイント。各モニターの役割が明確になれば視線移動が減って〝脳の消費〟を抑えられるのはもちろん、通知によって思考が妨げられず、作業により集中できるようになるんです。ぜひ実践してみてください」
ハイブリッドワーク時代の仕事にはモニターの整備が不可欠です!

オープンワークの職場ではモニターを積極的に導入。フリーアドレスのオープンスペース(右上)、ミーティングルーム(右下)、ビデオ会議などに使う個室のフォーンブース(左)の各スペースで、高効率な作業が可能だ。
マルチモニターの導入効果はテキメン!
米国のコンサルティング会社が実施したマルチモニター環境の調査結果では、生産性が約42%向上する可能性が確認された。1日で約2.5時間、1年間で約71日の短縮になる結果に。モニターの導入効果は計り知れない。

※Jon Peddie Researchの調査結果(出典/ユニークWebサイト)
マルチモニター環境で仕事する2人が今注目の2画面タイプを中心にチェック!

タジリ 2画面タイプの多くは1kgを超えるものの、フリーアドレスの職場で働く人や、自席と会議室の往復が多い人には便利そう。
オグチ 作業内容によって、2つの画面に別々のものを表示させたり1枚の大きな画面として使ったりできるのもポイントですね。
タジリ 実際に試してみると操作ボタンの使い勝手などに違いがあり、僕は表示領域の広いユニークの製品が気になりました。
オグチ ちなみに私はJAPANNEXT製。価格が安いのにほかと比べて遜色がないから(笑)。なお、2画面以外だとVAIOは驚きました。ケースごと持ち上げた際、まさか中身が入っているとは思いませんでしたから。皆さんも実物を触れた上で検討してほしいです。

今回取り上げる2画面タイプは、いずれもPCからの給電に対応。USB Type-Cケーブル1本をつなぐだけで使える。なお、上記のようにいくつかの表示スタイルを選択可能。作業内容に応じて使い分けられる。対応モードはOSによって制限されることもあるので購入後に使用する際は要チェックだ。







DIME MAGAZINE











