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転職を考えたらまず何をする?2000人調査で判明した本音の行動

2026.05.23

日本国内でも転職が一般化してきたが、中途採用ブランディングの難度は高まっているという。では転職希望者は、どのような思考から行動や転職の意思決定を行っているのか? 

企業の人財採用ブランディングを支援する電通のコンサルティングチーム「採用ブランディングエキスパート」は、直近3年以内に転職経験がある22歳から54歳に「キャリア転職者まるわかり調査2026」を実施して結果を公開した。調査は、中途人財の転職に関する価値観や行動などを明らかにするために行ったとしている。

転職を考えた時の行動は「転職サイト・転職エージェントの登録・利用」がトップ

・転職を決意し、「転職を意識し始めた」「転職先の検討や転職活動をした」時に、必要な情報を得るためにどのような行動をしましたか。当てはまるものをすべてお知らせください。

転職に必要な情報を得るためにどのような行動をしたかについては、転職サイト・転職エージェントの登録・利用をした人では、「転職を意識し始めた」時が54.5%で「転職先の検討や転職活動をした」時が55.3%とそれぞれ半数以上だった。「転職を意識し始めた」時は、「家族に相談した」(23.3%)と「友人・知人に相談した」(22.5%)割合は、ともに「企業のサイトやSNS の閲覧・利用」(13.2%)や「ビジネス情報サイト・ビジネス情報のまとめサイトの登録・利用」(12.5%)よりも高い傾向だった。「特に情報を得る行動はしていない」人は、いずれの段階でも約1割しかいないこともわかった。転職を考える多くの人が転職サイトや転職エージェントを利用して、実際の相談は家族や友人といった近い人に行っていた。

転職先選定では無理なく働ける環境を重視

・あなたが転職先の候補から絞りこむ時に検討していたポイントや迷っていたポイントとして当てはまるものをすべてお知らせください。

転職先選定のポイントでは、「ワークライフバランスを重視した働き方ができた」(26.2%)や「長く働ける安定した環境だと感じた」(24.5%)などの働き方や生活の安定性に関する項目が上位になった。「専門知識を身につけられる点に魅力を感じた」(10.7%)や「今後成長が見込まれ、将来性を感じた」(11.0%)といったビジネスマンとしてのスキルアップなどに関連すると思われる項目は低い傾向になった。

転職活動の課題は選考対応の負担の大きさ

・転職活動を通して、あなたにとって難しかったこと、課題だと思ったことをすべてお知らせください。

転職活動の課題については、「自分に合う求人や企業を見つけるのが難しかった」(24.1%)、「応募しても書類や面接で落ちることが多かった」(21.8%)、「想定よりも希望に合う求人が少なかった」(21.7%)、「応募書類(履歴書・職務経歴書)を作成するのに時間がかかった」(20.1%)、「希望条件(仕事内容・待遇・勤務地など)を明確にするのが難しかった」(18.6%)などが上位だった。自分に合う会社を見つける求人探しの難しさはもちろん、転職活動の準備や選考対応の負担なども大きいと感じている人が一定数いたようだ。

転職を意識したのは収入増や上司・働き方への不満

・以前のお勤め先において、あなたの中でなんとなく「転職を意識し始めた」きっかけ・理由をすべてお知らせください。

「転職を意識し始めた」きっかけ・理由に関する質問では、「収入を増やしたいと思った」(27.2%)、「上司に不満がある」(27.1%)、「働き方・生活リズムを見直したくなった」(23.2%)がトップ3だった。「上司に不満がある」は、「上司や同僚以外の人間関係に不満がある」(14.3%)、「同僚に不満がある」(13.0%)よりも挙げる人が多かった。「転職サイトやエージェントから情報を受け取った」(6.5%)や「SNS やニュースなどで転職情報を見かけた」(5.0%)などの外部情報との接触をきっかけと回答する人は少なかった。転職を意識するのは、転職サイトやSNSやニュースといった情報よりも日々の働き方や上司との関係性に対する慢性的な不満や不安が引き金になっている可能性が高そうだ。

転職先の検討時に重視するのは「給与」「待遇やワークライフバランス」「仕事内容・裁量」

・「転職活動」をしている時の転職先検討にあたって、どのようなことを重視しましたか。当てはまるものをすべてお知らせください。

・実際に転職活動や転職を経験されたことで、「ここなら転職したい」と思えるのは、どのような点が充実している場合だと思いますか? 企業・団体の規模に関係なく、候補に挙がったり、転職したいと思ったりした企業・団体の特徴として当てはまるものをすべてお知らせください。

転職先を検討する時に、もっとも重視している点は「給与・待遇」(65.5%)だった。それに「労働時間・ワークライフバランス」(53.4%)、「仕事内容・裁量」(53.0%)が続く結果になった。

転職経験後に「ここなら転職したい」と思える企業の特徴について質問すると、「福利厚生が良い/自分の働き方の価値観と合致している」(35.9%)がトップだった。それに「給与水準が高い、今後高くなる可能性がある」(34.4%)、「安定感のある経営基盤がある」(28.6%)が続いた。転職活動中は、企業同士で比較しやすいことに目が向きがちだが、転職後は社内制度や自分の価値観との合致、企業の安定性などが意識される傾向があるようだ。

今回の調査では、転職したいという意向は、外部情報によって突発的に生まれるのではなく、普段の働き方や上司との関係性に対する違和感や不満が蓄積することで強まっていく傾向が浮き彫りになった。転職の初期段階では、転職サイトや転職エージェントの活用が主流だが、家族や知人・友人など周囲に相談しながら働き方や生活の安定性を重視して検討しているようだ。転職エージェントなどを起点に情報収集しながらも、最終的には周囲への相談や自分の価値観で意思決定していた。給与・待遇を重視しながらもワークライフバランスも考慮するのが令和の転職希望者のマインドといえそうだ。

『キャリア 転職者まるわかり調査 2026』概要

対象エリア:日本全国
対象者条件:直近3年以内に転職経験がある22歳~54歳
調査期間:2025年12月3日~2025年12月5日
サンプル数:2000人(人口構成比に合わせてウエイトバック集計を実施)
調査手法:インターネット調査
調査委託先:電通マクロミルインサイト
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2026/0325-011017.html

構成/KUMU

30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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