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アクセンチュアがAIを中核に据えた企業改革の支援体制構築に向けてAnthropicとの協業体制を強化

2026.05.18

アクセンチュアは、米Anthropic, PBC(以下、Anthropic)とグローバルに展開してきた戦略的パートナーシップのもと、AIを中核に据えた企業変革の支援体制を日本で強化する。

両社では、2026年5月1日より「アクセンチュア Anthropic ビジネスグループ(以下、本ビジネスグループ)」の日本における活動を本格始動。全社AI変革の設計と実行から、Claude, powered by Anthropicを活用したソフトウエア開発ライフサイクルの刷新、基幹システムのモダナイゼーション、そしてサイバーセキュリティ変革を国内の顧客に向けて提供していく。

協業体制強化の背景と意義

アクセンチュアとAnthropicは2025年12月、グローバル規模で複数年にわたる戦略的パートナーシップの拡大を発表。Anthropicの生成AI「Claude」の研修を約3万名のアクセンチュア専門家に対して共同で進めるなど、世界最大規模のClaude専門人材体制を構築してきた。

併せて「責任あるAI」という共通の価値観のもと、金融、ライフサイエンス、医療、公共分野といった規制業界向けのソリューション開発も着実に進展しているという。

また両社は、Claudeを基盤としたサイバーセキュリティ運用の新ソリューション「Cyber.AI」を2026年3月に発表している。

■日本企業が生成AIを導入・運用、そして変革と成長につなげるための支援を強化

こうしたグローバルでの実績を基盤に、アクセンチュアが培ってきた業界・業務に対する深い知見と、全社規模の業務変革を実行してきた実績を生かして、日本企業が安心して生成AIを導入・運用、そして業務変革と成長につなげるための支援体制を強化する。

本ビジネスグループでは、昨今日本企業で高まるサイバーセキュリティニーズのほか、ガバナンスやコンプライアンスといったエンタープライズ要件を前提に、日本企業特有のIT環境や業界特性を考慮しながら、Claudeを企業活動の実運用に組み込むことで、グローバルで培われた知見と国内での実践を融合させ、持続的な価値創出につなげていくとしている。

具体的な事業内容は以下のとおり。

日本で提供する主な支援領域

■1:全社AI変革の設計と実行

Claudeを個別業務の効率化にとどめず、戦略、業務プロセス、組織、人材、文化、テクノロジーを横断する全社変革として設計・実行していく。

経営層との戦略対話を起点に、AI駆動で業務の可視化と再設計を推進。Claude CodeやClaude Coworkを活用した実装へと展開する。そして単なるツール提供に終始することなく、業務プロセス、既存システム、組織体制との整合を踏まえた設計・導入・運用を一体で支援を行ない、チェンジマネジメントによる定着までを一気通貫で伴走する。

これにより、生成AIを「使える技術」から「企業変革の基盤」へと昇華させ、迅速かつ継続的な成果創出を実現する。

■2:AI駆動開発によるソフトウエア開発ライフサイクル(SDLC)の刷新

要件定義から設計、開発、テスト、リリース、運用まで、ソフトウエア開発の全工程にAIを組み込むことで、変化への対応力を飛躍的に高めていく。

市場環境の変化や新たな規制要件にも、従来の数分の一のスピードで対応できるエンジニアリング組織への変革を支援する。さらに、こうした変革を確実に実行・運用するため、全社活用を前提とした安全性とガバナンスを確保する。

Claude Codeは、セキュリティや安全性に配慮した判断を行うよう設計されており、リスクの高いコードを生成しにくい設計思想(Constitutional AI)を備えている。

これに加え、仕様やテストの事前定義、AIによる多段階の品質チェック、変更の根拠と履歴の自動記録など、開発プロセス全体を対象とした統制を整えることで、AI駆動開発を安全に続けられる体制の実現を目指す。

■3:老朽化した基幹系レガシーシステムのモダナイゼーションと最適化

多くの日本企業で、複雑化した基幹系レガシーシステムの刷新が喫緊の経営課題となっているという。

そこでアクセンチュアが提供する基幹システム変換ツール MAJALISとClaudeを組み合わせることで、モダナイゼーションを加速。MAJALISにより既存資産を標準的なJavaへ変換して、Claudeがコード解析、仕様の可視化、テスト生成などを担うことで、移行後の理解性・保守性・拡張性を高めていく。

これにより、単なるレガシー刷新にとどまらず、生成AI活用を前提とした次世代システムへの進化を見据えた最適化を実現していく。

■4:AIの急速な進化に対応する、包括的なサイバーセキュリティ変革

AIの急速な進化により新たなサイバー脅威が生まれる中、企業には戦略策定から運用までを貫くサイバーセキュリティ変革が求められている。

アクセンチュアは、20年以上にわたるサイバーセキュリティ提供実績を基に、独自開発したAIエージェント群とClaudeを組み合わせ、AI駆動型サイバーセキュリティソリューションCyber.AIを提供している。 Cyber.AIに加え、世界で3万人を超えるサイバーセキュリティ専門家が連携。アセスメントからトリアージ、復旧、継続的な高度化までを支援していく。

さらに、AI活用を前提としたセキュリティガバナンスの設計やインシデント対応力の強化、業界固有の規制要件への対応を通じて、日本企業のセキュリティ運用を安全かつ持続的に次の水準へと引き上げる。

Copyright (C) 2026 Accenture. All rights reserved. Accenture and its logo are trademarks of Accenture.

関連情報
https://www.accenture.com/jp-ja

構成/清水眞希

@DIMEはサイトローンチ時より編集業務に携わる。現在は雑貨や家電、オーディオなどの新製品に加え、各種の社会調査・統計、話題の新スポットからイベント情報などを担当。信条は正確さとわかりやすさ。最近の趣味は日付が変わる時刻のウオーキング。

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