「ブーム」を超えて「文化」として社会に定着してきた感のあるサウナ。サウナを愛好するビジネスパーソンの中には、「疲労や肩こりが改善された」「リフレッシュできた」「仕事仲間とのコミュニケーションが円滑になった」など好影響を感じている人も多いようだ。
タマディックはこのほど、全国の20代~50代の会社員800名を対象に「仕事とサウナに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
1. 20代では社内コミュニケーション「サウナ派」が「飲み会・会食派」を上回る
「社内外の仕事関係者と親睦を深める際、『飲み会・会食』と『サウナ』では、どちらがより魅力的なコミュニケーション手法だと感じますか?」と尋ねたところ、サウナに入る層のうち、20代においては「サウナ派」が46.9%、「飲み会・会食派」が38.9%と、「サウナ派」が「飲み会・会食派」を上回る結果となった。
全体では「サウナ派」が32.3%、「飲み会・会食派」が46.5%、「どちらともいえない」が21.1%となり、社内コミュニケーションの定番とされる「飲み会・会食」だけではなく「サウナ」をコミュニケーション手法として捉えている人が一定数存在することがわかった。特に「若者の飲み会離れ」を背景に、若い世代では飲み会・会食に代わる新たな業務コミュニケーション手法としてサウナを重要視する傾向があることが明らかになった。
さらに、「サウナが仕事にポジティブな影響を与えたことがある」と回答した人においては、「サウナ派」が56.6%と過半数を超え、自らの経験を踏まえ、サウナが仕事上でのコミュニケーション増加や関係性の構築に役立つと考える人が多いことが示唆される。
コミュニケーション手法としてサウナが魅力的であると感じる理由を聞くと、「お酒の勢いではなく心身がリラックスした状態で本音が話せる」(57.9%)、「役職や年齢に関わらずフラットに対話ができる」(38.8%)が回答として多く、リラックスした状態でフラットに会話ができるサウナがコミュニケーションの場として求められていることがわかった。
2. 「サウナが仕事にポジティブな影響」全体では50.8%、20代では60.5%
「あなたはサウナが仕事にポジティブな影響を与えたと感じたことがありますか?」と聞いたところ、サウナに入る層のうち、「ポジティブな影響を与えたことがある」割合は50.8%となった。世代別で見ると20代が60.5%、30代が60.1%にのぼり、特に若い世代でサウナが仕事に良い影響を与えていることが判明した。
具体的な影響としては、「疲労や肩こりなどの症状が改善した」(56.6%)「仕事後にリフレッシュできた」(41.5%)など身体的・心理的なリラックス・リフレッシュに関する影響が多く見られた。さらに、「新たなアイデアや考えが浮かんだ」(15.8%)「仕事関係の人とコミュニケーションができた」(7.7%)と具体的に業務内容に関連する良い影響を感じている人も存在し、サウナが仕事にさまざまな好影響を与えている現状が明らかになった。
3.「オフィスサウナを使いたい」全体では49.0%、20代は65.3%
「オフィスに同僚等との交流を深めることを目的としたオフィスサウナがあったら使いたいと思いますか?」と聞いたところ、「使いたい」と答えた人は全体の49.0%にのぼった。20代では65.3%と6割を上回り、また男性では69.8%、女性では61.5%と、一定の男女差はあるものの、男女問わず若い世代に高い傾向であることが明らかになった。福利厚生や健康経営施策の一環として、オフィスにサウナを設置することが一定程度従業員から求められており、採用にも好影響をもたらす可能性があることがうかがえる。
さらに、「オフィスサウナは、仕事の生産性向上に好影響を与えると思いますか?」と聞いたところ、「与えると思う」と回答した人は全体の45.0%に。20代では58.2%、30代では56.4%と過半数にのぼり、オフィスサウナが単なるリラックスやリフレッシュだけではなく、業務の生産性にも好影響を与える可能性が示唆される結果となった。
本調査では、20代・30代の若い世代を中心に、多くの人がサウナ入浴が仕事に好影響を与えていると感じていることが明らかになった。また、サウナがライフスタイルの一環として定着が進むなか、福利厚生や健康経営施策の一環としてのオフィスサウナという選択肢が従業員から企業に求められていることも示唆される結果となった。
<調査概要>
調査期間:2026年3月6日(金)~3月13日(金)
調査テーマ:仕事とサウナに関する調査
調査対象者:全国の20代~50代の会社員800名
調査方法:インターネット調査
出典元:タマディック健康経営研究所
構成/こじへい







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