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フォルクスワーゲン「ID.4」vs ボルボ「EX30 クロスカントリー」使い勝手のいいEVはどっち?

2026.05.12

突然始まった戦争の影響でガソリン価格が高騰。EVに乗り換えを検討している人も増えはじめたが、市場は揺れ動いている。選択肢が増えてはいるものの、どのクルマを選ぶのが正解なのか。今回は欧州を代表するブランドの最新モデルを検証した。

 EV(電気自動車)を取り巻く環境が変わりはじめた。2010年代半ばの自動車業界は、将来の自動車の動力源は電気が主流になると予測。欧州の自動車メーカーはEVの開発にシフトした。ところがEVでは中核となる電池の開発に時間と技術を要することになり、開発費用も嵩んでいく。さらに21年、欧州ではガソリン車とディーゼル車の販売が35年までに禁止されることが決まり、メーカー各社はEVの開発に注力せざるを得ない状況になった。

フォルクスワーゲン『ID.4』vs ボルボ『EX30 クロスカントリー』

 フォルクスワーゲン(VW)は19年からEV専用モデル『ID』シリーズの販売を開始。『ID.3』(日本未発売)や『ID.4』を中心に販売台数を伸ばしている。日本市場には22年に投入、26年1月には出力と性能が大幅に向上したモデル『ID.4 Pro』を発売した。一充電あたりの航続距離は587kmだが、150kWの充電器に対応したことで充電時間は大幅に短縮された。

 一方、ボルボは21年に「30年に販売する全てのモデルをEVにし、販売はオンラインのみとする」ことを発表したが、24年に計画を撤回。30年までに販売する車両の90%以上をEVかPHEVにすることを目指すと方針転換している。同社は21年にまず『C40 Recharge』を投入。『EX30』は23年6月に発表された。今回紹介する『EX30クロスカントリー』は25年8月に発売されている。ノーマルの『EX30』より最低地上高を20mm高くし、前後にモーターを搭載した4WDモデルとして人気を集めている。

 今回、紹介する2台は、ボディサイズや電池の性能などに差はあるが試乗してみると、性格がかなり異なることに驚いた。『ID.4』は全長が4585mmなのでレクサスの『NX』と『UX』の中間ぐらいのミドルクラス。一方『EX30 クロスカントリー』は全長が4235mmなのでレクサス『LBX』より若干大きいコンパクトクラスだ。また『ID.4』は後部にモーターを配し、後輪で駆動する。0→100km/hの加速は実測で6秒台と、決して遅くはないが加速はマイルド。VWらしいファミリーEVだ。一方『EX30 クロスカントリー』はツインモーターで、0→100km/hの加速は4秒台。アクセルレスポンスも鋭く、ボーイズレーサーとも言えるスポーツモデルとなっている。

ドイツで磨かれた機能美が満載

フォルクスワーゲン『ID.4』

Specification
■全長×全幅×全高:4585×1850×1640mm
■ホイールベース:2770mm
■車両重量:2140kg
■総電力量:82kWh
■電動機/電池:交流同期/NCAリチウムイオン電池
■最高出力:286PS/3675~6500rpm
■最大トルク:545Nm/0~3675rpm
■変速機:1段固定式
■一充電走行距離:587km(WLTCモード)
■車両本体価格:661万8000円(※補助金66万円〜)
※Pro

フォルクスワーゲン『ID.4』

車体中央にVWマークを配し、バンパー上の薄い横のバーと左右に広がるヘッドライトのレイアウトは他のVW車と同じデザイン。バンパー下のグリルに見えるパーツはダミー。

フォルクスワーゲン『ID.4』

全長は4585mmだが、全高は1640mmなので大きく見える。ホイールベースは約3mでモーターは車体後部に搭載され後輪を駆動する。車重も2140kgなので安定感がある。

フォルクスワーゲン『ID.4』

テールランプを車体上方に置き、ランプ左右を振り分けているのは最近のデザイントレンド。特に謳ってはいないが、下部にプロテクター状の化粧板を装着しアウトドア感を演出している。

冒険に出かけたくなるタフでコンパクトなEV

ボルボ『EX30 クロスカントリー』

Specification
■全長×全幅×全高:4235×1850×1565mm
■ホイールベース:2650mm
■車両重量:1880kg
■総電力量:69kWh
■電動機/電池:永久磁石同期/NMCリチウムイオン電池
■最高出力:156PS/6000~6500rpm+272PS/6500~8000rpm
■最大トルク:200Nm/5000rpm+343Nm/5345rpm
■変速機:1速固定式
■一充電走行距離:500km(WLTCモード)
■車両本体価格:649万円(※補助金36万円〜)
※Ultra Twin Motor Performance

ボルボ『EX30 クロスカントリー』

グリルレスになってもボルボの矢とエムブレムは受け継がれているフロントマスク。グリル部分をブラックアウトし、左右にハンマーヘッドのライトを配している。全幅は『ID.4』と同じ。

ボルボ『EX30 クロスカントリー』

全高は1565mmで『ID.4』より75mmも低いが、最低地上高が195mmと高く、フロントとリアのオーバーハングも短いのでオフロードの走破性はかなり高そう。キビキビした走りも特徴。

ボルボ『EX30 クロスカントリー』

テールランプがルーフ近くからデザインされている従来のデザインとは異なり、縦長のテールランプを配したリアビュー。テールゲートの開口部は路面から約880mmとやや高め。

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