2023年からの2年半で35円ダウン。超円安時代の渡欧の苦労
2025年11月に1ユーロ=180円を突破してから約半年。超円安状態がさらに加速している。今年2月末にアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃が始まってから原油高が進んだ影響もあるのか、4月に入って185円を突破。日本人にとっての欧州旅行は、非常にハードルが上がっているのは確かだ。
サッカー取材を生業にしている筆者も、コロナ前までは毎年2~3回は渡欧し、日本人選手のところを回っていた。しかしながら、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻によって航空券代が跳ね上がり、2023年以降はユーロレートが150円を越えたことから、一気にハードルが上がってしまっていた。
そんな最中の3月下旬。2026年北中米ワールドカップ(W杯)を控えたサッカー日本代表がスコットランド・イングランド遠征を行うということで、2年半ぶりに渡欧した。いい機会なので、3月19~23日にかけてドイツに赴き、フランクフルト、ケルン、ハンブルクの3都市を訪問。ブンデスリーガ2試合を取材することにしたのだ。
メッセ期間の宿泊代高騰に要注意。鉄道よりバスの方が安く済むことも!
渡欧計画を考え始めたのは2025年末。そのタイミングでいち早く航空券を購入したが、はアシアナ航空が一番安かったので、行きをフランクフルト着、帰りをロンドン発のオープンジョーで17万円台という値段で予約した。その後、イラン戦争の勃発によって中東経由のフライトが利用しづらい状況になったため、早めの韓国経由確保は正解だった。
続いて宿泊先だが、ドイツの大都市はメッセ開催時にはホテルが高騰するという常識がある。3月21~22日の週末は、ケルンやデュッセルドルフは1泊2万円程度だったが、フランクフルトは2泊で1万5000円という日本同等の価格で泊まれることが分かった。
そこで、フランクフルトに2泊し、3日目のケルン~ハンブルク間は宿を取らずに夜行バスで移動。4泊目はハンブルクに1泊9000円で泊まり、翌朝の早朝電車でフランクフルト空港に移動。代表活動の行われるグラスゴーに飛ぶというプランを考えた。
ドイツの場合、ドイツ国鉄(ドイチェバーン)はダイナミックプライシングを採用しているので、早めに予約できれば安いが、直前になると値段が一気に上がる。ハンブルク~フランクフルト空港間は1か月以上前に買えたため、3000円弱で抑えられたが、他の予定は流動的。ギリギリになると電車は高いので、フランクフルト~ケルン空港、ケルン空港~ハンブルクの2区間をフィリックスバスで購入。前者は2500円、後者が5000円強と、合計1万円もかからない安さで、本当に助かった。







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