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休んでも疲れがとれないビジネスパーソンの4人に3人が〝休んだつもり疲労〟だった!?

2026.04.11

勤勉ゆえに日々多忙な日本のビジネスパーソン。仕事に一生懸命取り組む一方で、しっかりと睡眠をとれていない、あるいは、セルフケアがおろそかになりがち……なんていう人も多いのでは?

第一三共ヘルスケアはこのほど、20~60代のビジネスパーソン男女1,000人を対象に「セルフケアに関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。

1. ビジネスパーソンの休養実態

「名ばかり睡眠」のビジネスパーソン。「睡眠休養感」が悪い人は眠っても休養できていない

睡眠は最も重要な休養行動であり、「量×質」のバランスが重要といわれている。睡眠で休養がとれている感覚のことを「睡眠休養感」と呼び、良い睡眠の目安となる睡眠休養感の向上を、国の健康増進施策としても推進されている。

そこで、ビジネスパーソン1,000人に自身の睡眠について聞くと、68.2%が「実際の睡眠時間よりも睡眠への満足度が低い」と回答し、40代が74.6%と最も高くなっている。また、ビジネスパーソンの71.3%が「眠っても疲れがとれないことがある」と回答している[図1]。

東北大学との共同研究では、「睡眠休養感」が労働生産性に強く影響するという結果※も出ている。ビジネスパーソンの多くが睡眠の質に満足できておらず、「睡眠休養感」が悪い「名ばかり睡眠」に陥っているようだ。

ビジネスパーソンに広がる“休んだつもり疲労”、ほぼ4人に3人は「休んでも疲れがとれない」

次に休日の使い方について聞くと、65.2%が「休日は平日の疲れをとるだけになっていてアクティブに過ごせない」と回答し、年代別では30代が69.2%、40代が71.4%と高くなっている。

また、ほぼ4人に3人(72.5%)は「休んだつもりでも疲れがとれないことがある」と回答しており、20~50代では7割以上が疲れがとれない状態だ。ビジネスパーソンの多くが、うまく休めていないようで、半数以上(55.5%)が「自分に合った休息方法が分からない」と回答し、年代別では20代が60.5%と最も高くなっている[図2]。

「名ばかり睡眠」のビジネスパーソンは、休日をとってはいるものの疲れがとれないままの状態が多いことがわかった。ビジネスパーソンの間で “休んだつもり疲労” が広まっているようだ。

2. ビジネスパーソンのセルフケア実態

ビジネスパーソンのセルフケア実施率は緩やかに増加。中でも、20代のセルフケア実践率は最も高く、年々増加

自分自身で健康を守り対処することを「セルフケア」と呼ぶ。自身のセルフケアについて聞くと、47.2%が「セルフケアができている」と回答しており、2024年44.4%、2025年46.9%と、実践率は緩やかな増加傾向を示している。

年代別に見ると、20代の実践率は年々高くなっており(2024年49.5%、2025年55.0%、2026年56.0%)、今回は60代(53.1%)を抜いて最も高くなっている。一方、40代は3年とも最も低くなっている(2024年39.5%、2025年40.8%、2026年39.0%)[図3]。

自分に合ったセルフケアができているか「わからない」が6割超え。特に、働き盛りの30~40代が最多。情報過多+AI活用の20代は一層混乱しがちかも?

実施率は緩やかに増加する一方、63.7%は「自分に合ったセルフケアができているかわからない」と回答し、30~40代の働き盛りが最も多くなっている[図4]。

そこでセルフケアとの接し方を聞くと、61.5%が「セルフケアに関する情報の取捨選択が難しい」と感じ、43.8%が「良いといわれるセルフケアを試すなど試行錯誤を繰り返す」、40.8%が「他人がしっかりセルフケアをしている姿を見てひけめに感じる」と回答している。セルフケア情報が多過ぎて、あれもこれもと試行錯誤を繰り返し、ついつい他人と比べ自分はできていないとコンプレックスを感じているようだ。

20代はいずれのスコアも高く、「AIやデジタルツールを使ってセルフケアをしている」が41.5%と、全体(28.8%)や他の年代に比べ、高くなっている[図5]。

3. ビジネスパーソンが求めるセルフケア

ビジネスパーソンは自分に最適なセルフケア探しに意欲的。半数以上が「AIに教えてもらいたい」

20~60代ビジネスパーソンの66.3%が「自分に最適なセルフケアの方法を見つけたい」と回答している[図6]。そこで健康以外でセルフケアとして取り組みたいと思える要素を聞くと、「お金がかからない」(39.5%)、「1人でできる」(38.5%)、「長く続けられる」(36.3%)に加え、「リフレッシュできる」(32.0%)、「リラックスできる」(31.5%)が上位となり、心や感情などの精神面における効果も重視されていることがわかった[図7]。

お金がかからないコスパ(費用対効率)の良さ、長く続けられるタイパ(時間対効果)の良さに加え、メンタル面でのパフォーマンス=“メンパ”(心の安定)の良さもセルフケアに必要な要素となっている。

また[図5](4)の通り、AIやデジタルツールを使ってセルフケアをしている人は28.8%だったが、51.8%が「AIに自分に合ったセルフケアの取り組み方を教えてもらいたい」と回答している[図8]。今後のAI活用は、さらに増えていきそうだ。

<「健康とセルフケアの実態調査 2026」調査概要>
実施時期:2026年2月13日(金)~16日(月)
調査対象:ビジネスパーソン=全国の20~60代の働く男女1,000人
調査手法:インターネット調査
調査委託先:楽天インサイト株式会社 ※グラフの構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。

出典元:働く人を対象とした「健康とセルフケアの実態調査 2026」(第一三共ヘルスケア)

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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