過去に「断捨離をして後悔したもの」(n= 1,000)
過去に「断捨離をして後悔したもの」はあるかについて聞いた。
全体では、「後悔したことはない」が64.7%と半数以上を占め、断捨離後に後悔を抱える人は少数派となった。
後悔したものとしては「衣類・バッグ・靴」(14.6%)、「本・雑誌・漫画」(9.8%)、「CD・DVD・ゲーム」7.5%が上位だが、いずれも「後悔していない」を大きく下回っている。
前掲設問(※)では、断捨離前に約60%が情報収集をおこない、断捨離をしようとしてやめた経験も43.1%に上っていた。こうした“事前に調べる”“途中で立ち止まる”慎重さが、結果として後悔の少なさにつながっていると考えられる。
性年代別では、女性20代の「後悔したことはない」が45.5%、男性20代48.4%、男性30代51.9%と相対的に低く、若い層ほど「本・雑誌・漫画」や「CD・DVD・ゲーム」「趣味のグッズ・コレクション品」など、思い入れや再取得のしにくさがあるものを後から惜しみやすいようだ。
※【断捨離をする前の「情報収集」】【断捨離をしようとしてやめた経験】
断捨離をして後悔した理由
前掲した設問【過去に「断捨離をして後悔したもの」】にて、後悔したものがあると回答した人に対し、断捨離をして後悔した理由を聞いた。
以下は、断捨離をして後悔した理由について各ジャンル(n= 30以上)のTOP5までをランキング化したものだ。
共通して目立ったのは「後でまた必要になった」「思い出の品だったので見返したくなった」「売れば高く売れたかもしれないと後で知った」といった、処分後に価値を再認識するパターンだ。
特に衣類・バッグ・靴では「後でまた必要になったから」が56.2%、食器・キッチン用品でも43.8%でトップとなっており、実用品は“今は使わない”と“もう不要”の線引きが難しいことがわかる。
一方、本・雑誌・漫画やCD・DVD・ゲーム、趣味のグッズ・コレクション品、書類・手紙・写真では、「思い出の品だったので、見返したくなったから」が上位に。情報や記録、思い出が残るものほど後悔につながりやすい傾向だ。
また、食器・キッチン用品や趣味のグッズ・コレクション品では「売れば高く売れたかもしれないと後で知ったから」も目立ち、前掲設問【断捨離をする方法】で自治体回収が売却を上回っていたことを踏まえると、売らずに処分した後で価値に気づくケースも少なくないことがわかる。
つまり、断捨離の後悔は“捨てたこと”そのものより、後から用途・感情・価値を再認識することで生まれていると言えそうだ。
買い物をする際「売ることを意識して購入しているもの」(n= 1,000)
買い物をする際に、「売ることを意識して購入しているもの」はあるかについて聞いた。
全体で「売ることを意識して購入しているもの」として最も多かったのは「衣類・バッグ・靴」(23.2%)で、次いで「CD・DVD・ゲーム」(21.8%)、「本・雑誌・漫画」(21.2%)となった。
一方、「家電製品」は11.7%にとどまり、リセール価値が高そうな耐久財よりも、まずは身近で回転の早いジャンルのほうが“売る前提”で選ばれやすいことがわかる。
性年代別では、男性30代の「CD・DVD・ゲーム」(40.3%)、男性40代32.6%、男性20代32.3%が目立ち、若年~中堅男性では娯楽系を“いずれ売るもの”として捉える感覚が比較的強いようだ。
また「趣味のグッズ・コレクション品」も全体で13.7%あり、推し活や趣味消費でも、購入時点から出口をある程度意識している人も少なくない。
前掲設問【直近で断捨離(処分)したもののジャンル】では実際の処分対象として趣味グッズも多く挙がっており、“持つ”だけでなく“手放し方まで含めて買う”意識が広がっていると言えそうだ。
<調査概要>
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の20歳以上の男女で断捨離をしたことがある方
有効回答数:1,000名
調査実施日:2026年3月3日(火)~2026年3月4日(水)
出典元:ネオマーケティング
構成/こじへい







DIME MAGAZINE
















