Zoom Communications, Inc.は2026年2月11日(現地時間)、「My notes(※)」および「Personal workflows」(現在ベータ版を提供中)を含む、強力なエージェント型AI機能を発表した。
※本機能は一般提供中だが、段階的に展開されているため、すべてのユーザーがすぐに利用できない場合がある。
Zoom AI Companionは、単なるタスク支援にとどまらず、ユーザーのニーズを先回りして予測。複雑なワークフローを自動化することで、チームの働き方やコラボレーション、目標達成の方法を変革するために設計されている。
これらの新機能は、有料版の Zoom Workplaceアカウント、またはAI Companionの単体プランに含まれる。また無料プランを利用するユーザーも、月間利用上限の範囲内で本機能を試すことができる。
新たなエージェント型AI機能について
複数のプラットフォームや対面でミーティングを行ない、メモを一元管理したいと考えるユーザーに向けて、My notes はAI によるメモ作成に新たなパーソナライズ体験を提供する。
ユーザーはノートを作成できるほか、必要に応じてAI Companionにミーティングの文字起こしを基に内容を補完させることができる。対面でのミーティングやZoom Meetings に加え、Microsoft Teams や Google Meet など他のプラットフォームにも対応している。
これにより、ユーザーごとにパーソナライズされた要約を生成して、フォローアップ対応や業務の円滑な推進を支援する。
また、Personal workflows は、常に最新情報を把握できるよう支援するとともに、進捗共有やフォローアップのスケジュール設定といった日常的な業務をシームレスに自動化する。これらの新機能により、チームはタスク管理に費やす時間を削減し、より大きな成果創出に集中できるようになる。

■メモにかける手間を減らし、会話により集中
My notesは、Zoom Meetings、対面ミーティング、さらにはMicrosoft Teamsや Google Meetなどのサードパーティ製プラットフォームでのミーティングにおいて個人専用のノートテイカーとして機能。共有された内容をリアルタイムで記録・補完する。
その結果、全てのミーティングの記録が残り、重要なインサイトを損なうことなく、フォローアップも容易になる。
<AI Companion が重要なポイントを記録>
これにより、ユーザーは会話に集中できるほか、ユーザーは簡単なメモや個人的な所感を書き留めることも可能、AI Companionがミーティングの振り返りを補完する。会話の流れを妨げることなく、パーソナライズされた有益な要点を提供する。
<音声レコーダー>
対面でのミーティング向けに設計されたモバイル クライアントの音声レコーダーは、AI Companionの要約機能をバーチャル ミーティングの枠を超えて拡張して、コラボレーションが行われるあらゆる場で重要なインサイトを記録・活用できるようにする。
<ーティングのメモを一か所で確認>
Zoom Hubでは、Zoom Meetings、Google Meet、Microsoft Teamsのいずれで開催されたミーティングでも、プラットフォームを切り替えることなく、ミーティングのメモを一か所で簡単に確認できる。
<ウェブブラウザ経由の対面ミーティングでも利用可能>
Web 上での作業を好むユーザーは、Transcribe を使ったウェブブラウザ経由の対面ミーティングでも、これらの機能を利用できるようになる(今月後半提供予定 )。

■定型業務を自動化して成果を加速
繰り返しの作業は、仕事の勢いを鈍らせ、重要な成果につながる作業への集中を妨げる場合もある。Personal Workflowsは、ユーザーが状況を把握しつつ、日常の作業をシームレスに自動化できるよう支援を行ない、チームが成果に直結する優先事項に集中できるようにする。
<チーム全体の作業を効率的にサポート>
「ミーティング後にフォローアップメッセージを送る」や「チームに最新情報を共有する」といった希望のワークフローを自然言語で指示すると、AI Companionが自動でプロセスを構築・実行する。例えば営業チームであれば、「クライアントとの通話後、主要な論点をまとめたフォローアップ メールを自動作成し、30分以内に送信する」といった設定が可能だ。Personal Workflowsは設定、カスタマイズ、実行を容易にし、チーム全体で作業を効率的かつ一貫して進められるようサポートを行なう。
<プロジェクトの進捗を常に把握できる>
役割別のテンプレートと自然言語生成で設計されたPersonal Workflowsは、従来の設定プロセスの複雑さを解消。自動化は簡単に作成・調整でき、例えばタスクのリマインダーを自動送信するワークフローを設定することで、チームは作業を止めることなく、プロジェクトの進捗を常に把握できる。
■パーソナライズと文脈理解の向上
AI Companionの最新機能により、あらゆるワークフローで文脈の理解とカスタマイズ性が向上する。
<カスタマイズされた会話テンプレート>
ウェブブラウザでAI Companionにアクセスすると、カスタマイズされた会話テンプレートを利用できる。ユーザーは、事前に用意された会話開始用テンプレート(例:「ミーティング後のフォローアップ」や「日次振り返り」)のルールや応答内容を調整することで、AI の回答をよりパーソナルで関連性の高いものにできる。
<組織内ナレッジへのアクセスを拡張>
Team ChatのデータがAI Companion 3.0を強化し、リアルタイムの会話をつなぐことで、組織内ナレッジへのアクセスを拡張する。これにより、チームは文脈を把握し、迅速に回答を導き出し、より適切な意思決定を実現できる。
<画像アップロード機能>
画像アップロード機能により、画像や PDF、テキスト文書を取り込み、分析できるようになった。これによりAI Companionは、図表やホワイトボード、文書の内容を理解して、即座にインサイトを提供できるようになる。
◎本機能は一般提供中だが、段階的に展開されているため、すべてのユーザーがすぐに利用できない場合がある。
構成/清水眞希







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